自社と求職者の価値観の一致が重要

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コラム
今回は、企業様が大事にしている価値観を
「求職者と共有すること」が、求職者のファン化に重要だ
ということをお伝えします。

ある施設の代表のAさんが
このようにおっしゃっていました。

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私は、価値観の合うスタッフと一緒に仕事がしたい。
だからこそ面接の際には、こちらの価値観を伝えているんだ、と。
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なぜ価値観を共有するのかをお伺いすると
以前、自身の施設でこのようなことがあったからです
と教えていただきました。

あるご利用者さんが席を立とうとした時に、
介護士さんがこう言ったそうです。

「席を勝手に立たないで!」
「勝手に動いて転んで怪我でもしたらどうするの!」

ただ、利用者さんにも席を立とうとした理由がありました。

「トイレに行きたいんだけど。」

対して介護士さんはこう続けました。

「おむつをしてるんだからそこですればいいでしょ!」

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このシーンを目の当たりにして、Aさんはショックを受けたそうです。

自分の創りたい介護施設は、

「高齢になったとしてもご利用者さんが出来ることや
こうしたいといった思いを受け取りながら足りない部分に
手を差し伸べていくそんな施設じゃなかったのか」と。

そこからAさんは、自分はこういう施設を創りたいんだ、と
面接等でもお伝えするようになったそうです。

Aさんはおっしゃっていませんでしたが、
Aさんの施設は価値観を共有するスタッフさんが
やりがいを持って働かれていると感じています。

このように、面接で自社の価値観を伝えていると、
価値観に共感したスタッフさんに「ここで働いてみたい!」と
思ってもらうことが出来ます。

だからこそ、面接で自社の理念や価値観をお伝えし
「この会社で働いてみたい!」と思っていただくことが重要です。

・どうやって自社の理念や価値観をお伝えするのか
・伝わったかどうか判断するには?
・価値観が合わない人に対してどうするか

などお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
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