独学は、時間をムダにするだけ

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ビジネス・マーケティング

あなたは「独学」って、されたことがありますか?

私もコンサルタントを20年以上やっていますけど、最初は独学だったんです。

やっぱりお金がもったいないとか、もうちょっと稼いでからやった方がいいかな、と思って、独学でやってたんですね。

でもね、やっぱり独学って、時間のムダでしかないんですよ。
独学ってね、時間がかかるんですよ。だから独学で何かをされている方を見ると、すごくもったいないなと思って見ています。


たとえば「コンサルタントに依頼する」っていう行為もそうなんですけど、それは、そのコンサルタントが経験してきた「時間を買っている」のと同じなんですよね、依頼をするということは。

例えば私が20年間費やしてきたものを、一切合切ショートカットできるわけなんですよ、その人は。私がムダにした時間を。

で、私も、なんで稼げるようになったのかというと、私には師匠がいて、その師匠から教えてもらう際に「120万払え」って言われたんですよ。(もちろん愛として)

とはいえ、まだ稼げていなかった時代なんで、そんなにお金がなかったので分割にしてもらったんですけど。でもね、そこからね、一気に稼げるようになったんですよ。

なぜかって言うとやっぱり「時間を買っている」というイメージですかね。もちろん知識もそうなんですけど。

でもね、そう言うと中には、「そんなものを受けなくても、本とかで十分知識は得られるじゃん」という方がいるんですね。でもね、これって、凄く危ない考え方なんですよ。

たとえば本とかネットとかの「無料レポート」とか「無料音声」って、あるじゃないですか。ああいうのももちろん確かにすごく効果的で、いいとは思うんですけど、でもね、残念ながら、その分時間がかかっちゃうんですよね。

なんでかっていうと、ツギハギでいかなくちゃいけないからなんですよ。まとまっていないんですよね、情報が。ツギハギだと。

例えば、自分に置き換えて考えた時に、自分が勉強しているその情報が、果たして合っているのか?とか、今やっていることに対してアドバイスがないといろいろ試行錯誤してしまいますし、やっぱりアドバイスをする人がいるといないとでは全然違うんですよ。

努力をするにしても、軌道修正をしてくれる人がいないと、間違った方向に行っちゃうんですよね。


あとね、よく本で勉強する人っていますよね。「1万冊読みました」みたいな人が。でもそういう人ってなかなか成功しないんですよね。

何でかっていうと、本というのも実はワナが潜んでいまして。
そもそもね、ベストセラー本って、実は読めば読むほど成功できないんですよ。

これはね、ベストセラーを仕掛けた方が言ってたんですけど、要は、ベストセラーを出したければ、「今のまんまでいいよ」とか「何も変わらなくていいんだよ」っていうことを言うと、ベストセラーになるんです。
「もっと頑張りなさい!」とかそういうのって、ベストセラーにならないんですよ。


これね、まずポイントなのが、出版社って何が目的かっていうと、「ベストセラーをつくること」が、彼らの目的なんですよ。決して「成功者を生み出すこと」ではないんですよ。

でもみんな「成功するため」とか「ビジネスがうまく行くため」に本を買っているんですよ。そこに、本に対するギャップがあるんですよ。


実はね「How to(ハウツー)本」って売れないんですよ。
ビジネス書って一見「How to本」のような感じがすると思うんですけど、実はビジネス書って、よくよく考えてみると、「What to」しか書いていないんですよね。「what to」。要は、「何をやるか?」しか言ってないんですよ。


例えば昔、有名コンサルタントの人が、「小冊子をつくったら営業がうまく行くよ」とか「仕事が取れるよ」ってことを書いた本が出たんですよ。

要は、「小冊子をつくったらいいよ」って、「何をやるか」しか言っていないんですよね。それをみんなモノマネして、小冊子をワーッとつくった時代があったんですけど、まぁみんなうまく行かなかったんです。

それは何でかって言うと、「何をやるか?」しか書いていなかったから、うまく行かなかったんですよ。

実際にうまく行った人は何をやったかっていうと、「つくり方」だったり「売れる構成」をちゃんと入れたものを小冊子にしたから成功したんです。
要はポイントがちゃんと書かれずに、「何をやるか?」って部分しか書かれていない。


ホームページなんかもそうですよね。
「ホームページをつくれば儲かりますよ」って時代が昔あったじゃないですか。でも儲かった会社と儲からなかった会社があるわけですよね。それと同じですよ。

要は、「売れる構成」が入っていたかどうか。「やり方」「How to」を知っていたかどうか。
単純にホームページをつくれば儲かるっていう、「What to」だけを知った人は、儲かっていないんです。これが本に潜んでいる罠。特にベストセラーになればなるほどそういうことなんですよ。

なぜかというと、出版社の目的は「ベストセラーをつくること」だから。だから「How to本」は売れないんです。そこの罠に気づかない限り、独学で、本をたくさん読んで「この本が売れている」という理由だけで本を買って読んじゃうと、ずーーーーーっと成功できないんですよ。


あとネットで売られている商材ってあるじゃないですか。高額の商材。
何であれが、見た目も本に比べたら悪いし、何で高いかって言うと、「How to」が書かれているからなんです。

本は「What to」じゃないですか。「何をやるか?」。でも見た目が悪くても、肝心な、キモの部分を教えてくれなかったら、たとえば1500円の本を1000冊、1万冊読んだところで、お金だけがムダになっちゃうんですよ。

でもこれが、3万とか5万、10万の商材で、詳しく「How to」まで教えてくれたら、こっちの方が稼げるわけじゃないですか。

特にコンサルなんか受ければ、コンサルタントから「How to」の部分を教えてくれるわけじゃないですか。他社の事例でうまく行った方法だとか、自分が今やっていることでうまく行っていることだとか、そういう細かいところまで教えてくれるわけですよ。


。。。ちょっと話がズレちゃったんですけども。要は、この「独学」っていうのは、本当にもう時間がムダですし、さっきも言った通り、本から情報を取ってしまうと、かなりムダになってしまうんですね。

それは、何度も言うように、出版社の目的は「ベストセラーを出すこと」であって、「成功者を生み出すこと」じゃないから。


あぁあと、セミナーもそう。セミナーにも実は罠があって。たとえば「無料セミナー」とか「3000円のセミナー」「5000円のセミナー」「1万円のセミナー」なんかに積極的に出席する人がいるんですけど。

はっきり言って、1万円以下のセミナーはほぼ間違いなく「売り込みセミナー」なんで、そこで学ぼうと思っても、絶対に学べないです。

なぜかというと、全体の構成が「売り込み」になっているからです。セミナーの最後に「売り込み」が待っているんです。

そもそもそういった「売り込み」の内容でセミナーが構成されてるので、そこで成功者を生み出そうなんて、主催者はこれっぽっちも思っていないんですよ。

ですからたまに「無料セミナーに行って勉強してます」って人がいますけど、意味ないですから、そんなところで勉強しても。

だって考えてみればわかるじゃないですか。無料とか3000円のセミナーとかで成功できたらみんな億万長者ですよ。そんな都合のいい話ありませんって。

じゃあ何でみんなそんなセミナーを開催してるのかというと、後ろの商品を売りたいがために、そんなセミナーを開催しているわけですよ。後ろにある教材だとかプログラムだとかコンサルといった「商品」を売りたくてそのセミナーを開催しているだけなんですよ。

だからそこで「成功者を生み出そう!」とか、そんなの思っていないんですよ。そもそもが。

だからそんな安いセミナーに参加したりとか、1500円の本を買って成功できる・独学で勉強できるなんて、そんなわけがないんですよね。

先ほども言った無料音声みたいな、ああいった無料コンテンツなんかで勉強してる人なんかもそうなんですけど、そんなところでケチケチしている人が成功できるほど、ビジネスって甘くないんですよね。独立って、甘くないんですよね。


たとえば無料で仕入れた情報があるとして、たとえば友達からもらったものでもなんでもいいです。たとえば10万円の教材を友達からもらったとします。無料で。

でもそういう人って、リスクを負っていないじゃないですか?自分の懐からお金を出してないじゃないですか。痛い思いをしていないじゃないですか。そうすると、価値的には無料なので、棚にしまっちゃうんですよ、自分の中で。もらった時点で満足しちゃうんですよ。

でもこれが5000円の教材なり1万円の教材なりを、自分で自腹を切って買ったとしますよね。
そうすると、最低でも身銭を切ったんだから「元を取りたい!」って思いますよね?その額ぐらいは、せめて。だから何度も何度も擦り切れるまで読むんですよ、聴くんですよ。

金額じゃないんですよね。元々が。その教材の元値が、いくら10万円しようが、人からもらったり無料で手に入れたものってのは無料なんですよ、価値としては。その人の中では。

価値ってのは自分が決めるものなんで、販売価格じゃないんですよ。無料で音声とかを手に入れて、それをたとえ何回聞いても、やっぱり無料なんです。


重要なことは、「商品」にお金を払っているっていう感覚を忘れて欲しいんですね。
「商品」に払うんじゃなくて、自分に対して「元を取りたい!」っていう思いで聴くっていうのが一番のポイントなんですね。
そうすると、吸収力っていうのが10倍、100倍と変わってきます。


なのでこの独学ってのはもう、かつての僕も経験してますので、独学ってのはもう本当に、ムダでしかないので、できるだけその分野の一番の成功者にとっとと聞いて、とっとと成功するのが一番早いです!

人間ってのは一秒一秒、退化していっているので。なので、若ければ若いほど成功確率ってのが高いですし、頭の回転が良いですよね。

例えばこれが70歳になってから独立するのと、今独立するのとでは全然成功確率が違うと思うんですよ。行動力も違いますし、脳の回転も違いますよね。

例えば、早くに成功できたのに、5年とか10年ムダにするのと、それを数ヶ月とか1年ショートカットしてやるんだったら、その後の発展が全然違うじゃないですか。

なので、独立するときには独学ってのは絶対に避けてください!



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