ここでは、A君(作曲歴1週間)に適当にDOMINO(ピザじゃないですが)
で、作曲してもらいます。
A君「すごい天才と呼ばれるような曲を作るよ!!」
(5分後)
自分「もうできたの!?」
A君「まあ、作者の都合もあってあえて4小節の短い曲にしたんだ」
A君「それにしても天才的な曲だから聴いてよ」
自分(??????)
自分「まあ、(汗)ドで始まっているからドで終わっているのはいいかもしれないね。ただ、いきなり複雑さを求めてまとまりが無くなっている気がするんだ」
まあ、自分が適当に作曲した曲でも見てみようか。ただし、あくまでサンプルだから、この曲が天才的とかではないのでご注意くださいね。
あえて繰り返しの中に変化を付けてみたよ。
やはり、ドから始まってドで終わるのはやり方としてはセオリーかもしれません。
ドレミ ドレミ ドレミ ミレド
かなーり、シンプルですが、3回まわってワンじゃないですが、
3回繰り返して最後でドで終わらせているのは効果的かもしれません。
あと、何故A君は8分音符を使っているのに自分が4分音符を使っているかというと、メロディーのまとまりがでやすいのと初心者向けだからです。
普段、自分は、大体2分~8分~16分音符を付点も含めて使います。
では、次に作曲初心者の鬼門とされている(ような気がする)
コード進行でメロディーを作ります。
大丈夫です。コードはDominoなら(Cubaseはコードトラックがありますが)1種類覚えるだけでOKです。
それがCです。「えっ!?何を言っているんだ」CとFとGなんじゃないのか?
と思う人もいるかもしれないですが、自分が言っているのは
Cはドがルート、Fはファがルート、Gはソがルートという法則を利用して
Cのドミソの和音をコピーペーストで転調すればいいという考えです。
まあ、やってみましょう。
またまた、4小節ですみません。後の記事でA,B,サビは書くつもりです
これにメロディーを付けたのはどうやってやったんだ!
と思う人もいるかもしれないですが、これは中々説明が付かないです。
あえて言うならばコードを何回も再生するとメロディーの断片みたいのが頭に浮かぶような感覚になります。これは音楽を聴いて歌うのと、耳コピ、楽譜を
写して学ぶ、リフ(エレキギターのTAB譜)を真似てコピーしながら作曲を繰り返すことで感覚で身に付きます。
前回から一か月がかかったと見積もって、さらにレベルアップするための
内容です。
では、Cマイナーを学びます。1種類と言ったので言い訳かもしれないですが、真ん中の音を半音下げるだけでいいからです。
つまり、ドミソ、じゃなくて、ドミ♭ソです。
これを使うと、本当に暗い感じになりますし、なんとなくお雛様や、
5月人形、のような音楽になる気がします。
で、これでC F GとAm,Em,Dmを覚えてもらいます。
つまり、
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラのうち、ド、ファ、ソ以外はルートに平行移動したら真ん中の音を半音下げると覚えればOKです。
ではC Dm Em F G Amをそれぞれ鳴らします。
では、まず、コード進行の作り方を覚えます。
C G F C
これは、王道進行であるC F G Cを逆にしたパターンです。
こういうヤバめのロック的なコード進行もあるみたいです。
お隣進行
Am G F Em
C Dm Em F
下に進んだり、上に進んだりする進行です。
ドミナントモーション
キーがCメジャーの場合、G(ソシレ)からC(ドミソ)へ移る進行ですが
非常に終止感が強く終わった感じがします。
ヘナヘナ進行
キーがCメジャーならGからCに行かずに終わりを感じさせずに
じらさせる進行です。
(厳密には、Gはドミナント、Cはトニックなので、キーがCの場合、Gがトニック以外へ進む事です)
C
循環進行
終わりとはじめのコードをうまく今までの法則を利用した
形で繋げるコード進行です。
例えば、
Am G Am G
Em F G Dm
では、ここではロック的な進行で
Am G F Em
を取り上げます。
これで、Aメロの8小節作ってみます。
適当にコード進行をチープなエレキギターにして、別のトラックで
矩形波のsquare wav鳴らしてます。音と音が重なるため、メインメロディーのほうの音量を弄ってます。
BメロはAメロとは対比させるって事は知ってますが、
あくまでここでは例としてサビにつなげるために
C C F F C Dm C G にしてます。
Bメロの終わりは、一気に盛り上げるために、音を高めにして
かつ、サビにつなげる感じにします。
サビは、何かの曲を参考にします。
言っておきますが、参考程度です。
具体的にはコード進行の事です。
コード進行は堂々とパクッていいんです。
しかし、メロディーそのものをパクリはよくないです。
ヘビィメタルの一曲目でかなり大好きになったIRONMAIDENのAces High
のサビより、E5 C5 D5 E5 G5 B5 A5 B5を使ってみます。
ここで完全5度という考え方が出てきます。
今までは普通にアルファベットCからC D E F G A Bの7つだけでした。
(半音単位はおいておくとして)
たとえばE5が出た場合、普通のEの構成音であるミソ#シですが、
真ん中の音を消します。そうすると、パワーコードになります。
ロックにはパワーコードと同音連打、完全4度、リフ、エレキギター、エレキベース、ドラム、それくらいパワーコードは重要です。
完全4度は美少女戦士アニメ「セーラームーンの変身シーン」、SFCゲーム「FFVIの最初の灰色の雷が鳴るシーン」、SFCゲーム「がんばれゴエモン2のロボットバトルシーンの冒頭」で検索すると出てくるかもしれないです。完全4度上がるということは完全5度下がるという事でもあるのでそういう風にとらえるのもありです。
ということは、完全5度上がるということは完全4度下がるのと同じということです。
さて、パワーコードが分かったところで、サビに進みます。
こんな感じに意外と簡単に曲自体は慣れれば作れます。
MIDIキーボードでも作業効率が上がるらしいですが、持ってますが
残念ながらピアノが弾けないのでMIDIキーボードは使わなくても大丈夫
だと思います。が、DTMのプロになるなら必要になるかもしれません。