定期テストの得点を上げるための考え方

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今回は定期テストの得点を上げるための考え方について話をします。

対象は、テストの得点を高めたい子どもたちや、その親御さんです。

結論から言うと、主なポイントは3つです。1つ目は、ケアレスミスを客観的に見ること、2つ目は自分の思い込みに気付くこと、3つ目は「なぜ」を深く考えることです。

先日、期末テストを終えたばかりの中学生の男の子と、そのテストの振り返りをしました。

テストの点数への満足度や、テストに向けた取り組み、良かった点や改善が必要な点などについて話し合いました。

この話から、先ほど述べた3つの改善策が見えてきました。

1つ目の「ケアレスミスを客観視する」についてですが、よく「ケアレスミスでした」と言って終わらせがちですが、これでは次に活かせません。

ケアレスミスには、符号の間違いや途中式の誤り、漢字ミスなど様々なタイプがあります。

これらを一括りにせず、自分のミスの傾向を把握し、次に生かすことが大切です。

理想的には、全科目を網羅した「ケアレスミスノート」を作成し、ミスの傾向とその対策を記録することをお勧めします。

2つ目、「思い込みに気付く」というポイントでは、例えば「この範囲はテストに出ないから勉強しなくていい」とか、「この単元は得意だから大丈夫」といった根拠のない自信に気付くことが必要です。

自らの思い込みに疑問を持ち、必要ならばその思い込みを修正し、準備をすることが重要です。

最後に、「なぜ」を深く考えることです。特に、高校受験までの学習では、暗記だけでなんとかなる場合もありますが、その先で通用しなくなります。

問題を解く際のロジックを深く理解し、他人に説明できるレベルまで知識を深めることが、応用力を育てます。

これらのポイントを意識することで、テストの得点を上げるための取り組みがより効果的になるはずです。

特に、成績が良い生徒は、これらのポイントを既に実践していることが多いです。皆さんの学習に少しでも役立てば幸いです。

ありがとうございました。それでは、良い一日をお過ごしください。


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