うつ病の人を介護する上で大切なこと

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コラム
こんにちは。

たんたん♡癒しの配達人です。

今回もこの場所にきてくださり、ありがとうございます✨

今日はうつ病の人を介護する人にフォーカスし、
その実態に迫っていきたいと思います。

よろしければ、最後までお付き合いください!

◆私とうつ病患者様との出会い◆


私が以前ご依頼を受けたコンサル生の方のお話をします。

その方の年齢は53歳。女性。20年以上前から躁鬱病を患っており、入退院を繰り返しています。

自営業を営んでおり、そのプレッシャーからうつ病を発症したそうです。

特にコロナ禍での不況で経営困難へ追い込まれ、それと同時にうつの症状が重症化していった、とおっしゃっていました。

そんな中、YouTubeでココナラの電話相談の存在を知り、電話をかけてみたところ、驚くほどうつの症状が緩和され、気持ちが楽になったそうです。

その経験から、自分もうつ病の人を助けたいと思うようになり、今度は出者としてココナラでの活動をするに至ったとお聞きしました。

実はその方がココナラで始めて電話相談をした相手というのが私です。笑

午前4時頃だったと思います。

「今から死にたいと思う」

と弱々しい声で話していた様子を今でもはっきり覚えています。

話を進めていくうちに、声が少しずつ元気になり、笑い声も聞くことができました。

3時間ほどお話したと記憶しているのですが、1回のお電話でここまで元気になってくれた購入者様は初めてでした。

それ以降、毎日お電話をくださるようになり
互いの信頼関係はどんどん深まっていきました。

そして、2週間ほどたったころに、自分もうつの人を助けるサービスをしてみたいと言われました。

そのころの私は「何でもいいからやりたい事を見つけ、行動していきたい!」という発言は良い兆候で、うつが軽減されたからだと思っていました。

ただ、PCが苦手、文章も書くのも苦手、画像加工はしたことが無い。ココナラのシステムが全く解らないとおっしゃっていたので、

「わたしで良ければコンサルとコーチングを低価格でお受けしますよ!」

とお声をかけました。

ココナラで人助けをすることで、その方が少しでも前向きになってくれれば良いと思い、破格の値段でご依頼をうけることになりました。

◆うつ病の人の気分はコロコロ変わる◆

私はサポートする気まんまんで、その方のためだけに、すぐにサービスを作成しました。

しかし、その次の日、

「やっぱり自身が無いです。うつの症状が酷くて頭が痛いです。助けてください。」」

とお電話をうけました。

「無理してやらなくても良いですよ。辛いときは休んでください。」

と言って、お電話をいったん切りました。

その1時間後、またその方からお電話がかかってきて

「やっぱりココナラがしたいです!人を助けたいです。お願いします。」

とお電話がかかってきました…。

そのあとのことは、このブログを読んでくださっている人には想像がつくとおもうのですが。

ココナラしたい → やっぱりできない → ココナラしたい → 自信がない → ココナラしたい → うつが辛い、助けて

と、1週間にわたってそんな無限ループが発生しました。

一番困惑したのは、「ココナラをやりたい」というときの人格は、誠実で真面目、ユーモアのセンスも決断力もあり、人を助けたいと心から思っていると感じるが、

「やっぱりできない」というときの人格は、ひ弱で自虐的。辛くて死にそうだから助けてと、なんでも人任せで甘えん坊な面があったこと。

この全くの別人格がコロコロと入れ替わり、その都度適切なアドバイスで対応していっても全く前へ進むことができない。

そんな状態が2週間ほど続きました。

ご本人もそれは自覚しているようで、これを期に長期入院しようと考えているとおっしゃりました。

ですが、また次の日には入院はせずにココナラをやりたいと…。

またここから、無限のループが再発するのは明らかだったので、

「とにかく入院で治療を受けて、症状が安定してから再開するか
決めましょう。」

とお伝えしたものの…。

あとはご想像にお任せいたします。

◆躁うつ病の人を支えていくために必要なこと◆

この件を受けて、私は初めて躁うつ病の人とのコミュニケーションがいかに混乱し、疲弊するか痛感いたしました。

もちろん、当事者が一番辛く、混乱していることで日常生活もままならない状況であることに変わりはありません。

いつ何時もその人に真摯に向き合い、寄り添うことが一番の支えになることは明らかです。その姿勢を崩すつもりは毛頭ありません。

そう覚悟したとき、私は躁うつ病の人を支えていく側の人間として、一つの指針を見つけることができました。

それは、自傷行為に至らないように目を配るのはもちろんのこと、毎日の気遣いを怠らず、どんな変化にも動じない心構えが必要だということです。

そして、症状が一時的に緩和したからと言って回復に向かっている、と安易に希望を持つことも危ないと感じました。

このブログでは何度も言っているのですが、うつ病は完治することのない病気です。

長期的な目でみること。そして介抱する側の精神的・肉体的な体力を維持することが要になります。

そして、介抱するのは自分しかいないので、と無理をするのはおすすめしません。

うつ病は伝染しやすいとも言われているので、ご自身のケアもしっかりと行ってください。
(一時的に入院させる・支援してくれる民間のサポートを利用する 等)

どうか今現在、うつ病・躁うつ病の方の介護をしている方には、上記にお伝えした点を踏まえた上で介護にあたっていただければ幸いです。


◆まとめ◆


今回は実体験から得た、うつ病や躁うつ病の人を支えるにために必要なことをシェアさせていただきました。

少しでも、介護をしている方のお役に立てれば幸いです。

長々と語ってしまいましたが、
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

また次のブログをすぐにアップしますので、
楽しみにお待ちください✨

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