うつ病になる人の特徴について考えてみた

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こんにちは。
たんたん♡癒しの配達人です。

このページへお越しくださり、ありがとうございます✨

今回はタイトルの通り、うつになる人の特徴について
綴ってみたいと思います。

◆うつ病になる人は優しすぎることが多い◆

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Aさん 40歳 専業主婦の方の場合
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先日、とある女性からうつ病のお悩み相談の電話を受けました。
挨拶を早々に済ませて

「では、本題に入りますね。今どのようなことでお悩みですか?」

と尋ねたところ
開口いちばんに

「たんたんさんって声がとってもかわいいですね!癒されます。」

と、おっしゃりました。

他のサービスで電話相談を受ける場合は決まって
「○○なことがあって、××な状態で悩んでいます。それで、…」

という会話からスタートします。

当たり前です。そのための電話相談ですから。

でも、その女性は

「たんたんさんはどんな事がきっかけでうつになりましたか?」
「今も何か症状が残っていたりしますか?」
「辛っかったときの話を聞かせてください。」

など、自分のことより私のことを心配してずっと気遣いをしてくださいました。

「せっかくいただいたお電話なので、私のことを気遣うより、○○さんのお悩みをいっぱい話してくだって良いんですよ。」

というと、

「でも、お話を聞くのも楽しいので、たんたんさんのこと教えてください。あ、でも嫌だったら全然無理しなくて大丈夫です。」

と始終わたしのことを思いやってくださいました。

立場が逆転してしまいそうなくらい、器が広くて根っこの部分から優しい方だというのが伝わってきました。

「○○さんは優しすぎますね。もっと甘えてくださって大丈夫ですよ。」

というと

「でも、私いつもこんな感じなんです。私って優しすぎるんでしょうか?」

と返ってきました。

本人に自覚はないけれど、性格そのものが優しさの塊でできていて、優しさが溢れて止まらないという感じでした。

お話を聞いていくと、今の悩みは

「自分の病気のせいで旦那さんに負担をかけてしまっていて申し訳ない。」
「母親の私がこんなだから、きっと子供にも寂しい想いや辛い思いをさせてしまっているのではないか?
「何も出来ない自分を常に責めてしまう。」

ということでした。

どこまで行っても他人への気遣いばかり。

この方は今までずっと他人へ優しくすることが当たり前すぎて、それがストレスになっているなんて全く気づいていない様子でした。

「他人に優しくする前に、自分にもっと優しくなってくださいね。」

と、最後にお伝えしました。


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Bさん 42歳 サラリーマン方の場合
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一ヶ月前から、何度か電話相談を定期的に行っている男性のお話です。

電話でのやり取りの内容で多いのは、お仕事についてのこと。

「自分の仕事はとっくに終わっているけど、後輩が残っているから帰りづらくて残業続きで辛い。」

「自分の仕事で手一杯なのに、困っている人がいたらつい助けてしまう。」

「仕事の出来ない上司からの案件を、嫌だと思いつつも断る勇気が無くて受けてしまって毎回後悔する。」

とおっしゃるので、

「いやいや、ただでさえうつ病で毎日出勤するだけも大変なのに、人に気を使っている場合じゃないですよ?」

と伝えると、毎回決まって

「いえ。自分が弱いのがいけないんです。もっとうまく立ち回っている人がいるのに、自分はそんなこともできなくてダメな人間なんです。」

自虐してばかりいます。

結局のところ、この方も「周囲の人に優しすぎる」&「自分に厳しすぎる」
んですよね。

他にもうつの相談を受けた際、この「優しすぎる問題」がうつの症状の原因のひとつになっていることが圧倒的に多いです。

・他人頼れない(頼り方を知らない)から自分で頑張りすぎてしまう。
・自分を甘やかすことが出来ないから、限界をはるかに超えても耐えてしまう。

結果、そのストレスがうつ病の発症の原因になったり、回復を妨げたりしてしまうということが、最近になって明らかになりました。

うつ病は「優しすぎる病」といってもいいんじゃないかな?
と思います。

◆うつ病になる人は「頑張り屋さんすぎる」ことが多い◆

うつの原因は「過労によるもの」であることが多いのは、皆さんも想像しやすいと思います。

例えば、不眠不休で働きすぎた結果、燃え尽き症候群になり、そのままうつになってしまうケース。

「周囲からの期待に応えなくては!」
「自分のすごさをみんなに認めてもらわなければ!」

と、自分を追い込んでしまい、気づいたときには何もやる気が起きなくなってしまい、起き上がることすら辛い…。

そういう流れが非常に多く見られます。

これは、子育て中のママさんにも当てはまります。

特にワンオペで育児を行っている場合、周りに助けてもらえる人がいないので、家事や育児に追われて自分のことをかえりみる時間すら無い。

辛い、しんどい、休みたいと思っても、

「子供の面倒をみるのは私しかいないから!」

と頑張りすぎてしまった結果、うつになるケースが多いです。

ママさんというのは、周囲に自分がどう見られているかというのを気にしがちです。

実際にあったケースをひとつあげてみますね。

赤ん坊がギャアギャアと泣いているのを他人に知られてしまったら、

「あの家は子供を虐待をしている!」

と通報されるのではないか?と恐れて、毎日窓とカーテンを閉め切ったまま過ごしている、という方がいらっしゃいました。

赤ん坊は泣くのが仕事なので、うるさいと苦情がくる可能性はあるけど、まさか虐待で通報されるなんてことはまず無いですよね。

でも、自分がちゃんとした親だという自信がない、はじめての育児で解らないことばかりだけど相談するのはみっともないと思ってしまう。

そうやってすべて一人で抱え込んでしまい、ストレスのはけ口が無くなることでうつ病になってしまった、という方も多くいらっしゃいます。

これれはすべて、気づかぬうちに「頑張り過ぎた」結果であると、私は思います。

◆まとめ◆

今回は、うつ病になる人の特徴について、電話相談を受けていて感じたことをまとめてみました。

うつ病になったら、

まず自分自身のことを一番に優先して考えてもらいたい!
自分にとことん優しくあれ!

と、いつも思います。

でも、前回のブログでも書いたように、うつ病になったことを受け入れられないという人がたくさんいます。

そのような方には、どんなアドバイスをしても聞き入れてはくれません。

なので、あなたの周りに「他人に優しすぎる」「頑張り過ぎる」という人がいたら、さりげなく手助けしてあげてください。

ひとりでもうつ病に苦しむ人が減ることを心の底から願っています。

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