48複数の問題に対する優先順位のつけ方について

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学び
学生向けの記事になっています。
この記事では、業務における複数の問題に対する優先順位のつけ方について
私の考えを述べています。参考にしてみてください。

今回、品質管理の手法として用いられるパレート図を紹介したいと思います。
パレート図は業務で発生する様々な問題の中で大きな割合を占めているものを特定するために使われています。この図は「棒グラフ」と「線グラフ」を組み合わせた複合グラフになり、製造業の場合、グラフの内容(例)は以下のようになります。
「縦軸の左側 不良個数(棒グラフ)  縦軸の右側 累計比率(線グラフ)、横軸 不良原因(キズ、凹みなど)」       
この例の場合、基本的には不良部品の数を減らすために、個数の多い不良原因から問題解決をしますが、場合によっては経済的損失(無駄な費用)の多い不良原因から対応することもあります。
この手法は主に製造業で利用しますが、考え方だけならどんな事業にも適用できます。例えば、お客様からのクレームや出張などの経費のかかるものです。

インターンシップで業務改善に取り組む時、どの問題から手をつけたら良いのか迷った時はこのパレート図を参考にして指導担当者と相談してみてはどうでしょうか。インターン生の主張が指導担当者に理解されやすくなると思います。

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