季節の養生~春~

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春は立春から始まり、立夏までの3か月を指します。
春は植物が芽吹き、動物たちも盛んに行動しだす季節です。陽の気が満ちてきやすくなります。この陽気をしっかり発散させ、のびやかに過ごすようにしていくのが理想です。
この法則に逆らってしまうと、春に活発になる肝の気が損なわれてしまい、夏に寒性の病気になりやすいと言われています。
動物たちも季節の影響は人間と同じく受けると考えますので、いっしょに張るの養生を行い、季節に合った過ごし方をしてもらえると良いですね。

<お勧め春の養生ポイント>
①風邪に注意
春は寒暖差が激しいですよね。このような時期は風邪が襲ってきやすいと考えます。また風邪は体の表面や上部にトラブルを起こしやすく、皮膚病やてんかん発作などが起こりやすい時期でもあります。
気温の変化に注意し、皮膚が弱い子や持病で発作がある子の場合は、注意して体調をみてあげましょう。

②いっしょにお散歩・運動
まだ寒い日もあるかと思いますが、春に体を動かさずに陽気を上手く発散できないと、体の上部に陽気がたまってしまい、イライラしやすくなってしまいます。適度な運動でしっかり発散させましょう。

③旬の食べ物を食べる
これは春に限らずですが、旬の食材を食べるのは養生ではお勧めです。
わんちゃんの場合、比較的色んな食材をあげやすく、絶対だめなものは避けなければいけませんが、いつものドライフードの上に少しトッピングとしてかけてあげるだけでもお勧めです。
春の食材は、春に高ぶってしまう肝気を穏やかにしてくれると言われています。キャベツや菜の花、ニンジン、たけのこなど、湯がいて食べやすい大きさにしてあげてみるといいでしょう。初めて食べる場合はその後の体調変化はしっかり見てあげて下さい。

暖かくなって、どこかにお出かけされる方も多いかと思います。
万全な体調でお出かけにいけるよう、うまく春の養生を取り入れてみてくださいね。



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