【中医学】痛風の原因を違った角度から解説

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「年末に飲み会が続いて、突然足の親指の付け根に激痛が走り、病院へ行ったら痛風と言われてん
でも、薬が嫌いやから飲んでない。
とりあえず、食事と水分をとって運動するようにしている」

と言いながら、てんこ盛りに食べて酒を飲む友人。

人は、このように欲望に負け病気になっていくんだなと冷静な目で友人を見つめるていました。

この仕事をしていると2つの人間がいることに気づきます。

言い訳をせずに行動する人間と言い訳をしながら行動する人間。
どちらも人間らしくて愛おしい。

体は、この地球での乗り物であり、車と同じ。

定期的なメンテナンスをせずに、急ブレーキや無理なアクセル全開を繰り返す運転をしていると故障しやすい。

健康で美しい体を手に入れたいのなら、定期的なプロのメンテナンス(鍼灸・整体)を受け、正しい操作方法(ヨガ・ピラティス)を身につけること。

では、本日は視点を変えて痛風の作り方について3ステップで解説していきましょう。

1)痛風とは

痛風は尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎と痛みを伴う病気です。

痛風の薬は、治療ではなく症状を抑えるためのもの。

薬を飲んで血液検査が良くなっても、昨夜食べたプリン体がなかったことにできる魔法の薬ではありません。

2)痛風の作り方とは

尿酸の結晶が足の皮下脂肪組織に溜まり痛みを起こします。

では、問題です。

Q1:なぜ足親指の関節なのか?
自然界の法則で考えると簡単です。
中学生レベルの理科の知識で説明できます。

答えは、
結晶は刺激によって作られるから。

氷の結晶は、
・低い温度(温度)
・水分(濃度)
・刺激

によって作られます。

人間は、2速歩行なので、
・足が冷えやすい(温度)
・足にプリン体が溜まりやすい(濃度)
・足親指に全体重がかかる(刺激)

そのために足親指の関節に尿酸の結晶が作られ、激痛発作が起こるのです。

他にも痛風を作る条件があります。

尿酸は、その名の通り酸性の結晶です。
そのため、酸性の結晶は、アルカリ性の液体に入れると溶けます。

つまり、血液がアルカリ性になると結晶は溶けてしまいます。

酸性の結晶を溶かさないためには、酸性の血液が必要です。

Q2:血液を酸性にする食べ物は、何でしょうか?

ヒントは、美味しいものです。
現代人は、この食べ物に囲まれて生きています。

答えは、
糖質と脂肪。

お菓子、パン、パスタ、米、芋、バター、豚骨ラーメンなどなど。
古くて酸化した揚げお菓子(チップス、揚げおかき)など最高に血液を酸化させます。

野菜は、消化吸収されると血液をアルカリ性にします。

ただし、アルカリイオン水など未開封で販売している時は、アルカリ性でも、蓋を開けて空気に触れると時間が経ってすぐに中性になるものもあるので、「アルカリ」と書いてあるから飛びついてしまうのは、間違えです。

3)痛風の作り方のまとめ

①運動せずにじっとして足にプリン体をためる
②冷やす
③糖質や動物性脂肪を食べて血液を酸性にする
④プリン体が含まれるものをたくさん食べる
⑤おしっこや汗で排泄されないように足にむくみを作る

友人に痛風予備軍の人がいたら、この条件を思い浮かべてください。

「人は、このようにして病気を作るんだなぁ」
と客観的に見ることができます。

だから、自分で作った病気は、自分にしか治せないということです。

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