年賀状の準備

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ひふみことぶきです。

早いもので、もう師走も後半になりました。皆さんもそうだと思いますが、やはり大変忙しい。そんな中で、年賀状の準備もしなきゃと思い、郵便局に買いに行きました。

僕は無地のものを数枚購入します。最近はもう出さないとか、メールで済ませるとかが多くて。で、なぜ無地かというと、僕は出す人に向けて降りてくる言霊を57577の和歌の形で届けるということを恒例としているからです。すごくシンプル!

年賀状の起源は平安時代の新年の挨拶に遡るみたいです。貴族同士の挨拶だから、お互いに和歌なども交わしていたのではないかと推測されます。平安時代といえば!ということで、カバー写真は「源氏物語絵巻」の柏木の巻を載せてます。

源氏の二人目の正妻である女三の宮が父親の朱雀院に出家させてほしいと懇願している場面。この少し前に、女三の宮は若い貴族の柏木と密通して、懐妊までしてしまい、そのことが源氏に露見します。表向きは源氏の子供として育てますが、本当のことを当事者たちは知っています。罪の意識におののき震えたわけです。

でも源氏も若い頃に父親にあたる桐壺帝の妻にあたる藤壺を寝取り、懐妊させています。つまり、同じことをしていて、因果が巡ってきたわけです。ああ、気をつけたいですねえ…って誰に言ってんだろう?(笑)

まあ、そんなことはいいか。せっかくだから、年末のお忙しいところ、このブログを読んでくださっているあなたにも、和歌をひとつ。まだ新年には早いですが。

あかねさす
紫匂ふ
佳き人の
年のまにまに
いや栄えなむ

お目通しありがとうございます。

ひふみことぶき

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