こんにちは!
心理学研究員の原です。
今日は心理英語は難しいのかどうかについて考えていきたいと思います。
結論から言うと,心理英語で難しい構文や応用的な表現はあまり出てきません。MARCHや早慶上智までの英語力がなくても大丈夫です。
それでは心理英語を読めるようになるためには何が必要になってくるのでしょうか。
それは基本的な文法の知識と英文解釈の技術の習得です。
私は英単語・英熟語を暗記しながら英文法を学習し,次に英文解釈の技術を学びました。特に,英文解釈の問題を解くときには徹底的に文の構造を明らかにしたり,音読は欠かさず行っていました。
このようにして英語漬けにしていくんです。
そしてとうとうIntroduction to Psychologyを購入します(汗)。
本当にドキドキしました。値段は高いし分厚いし,「結構難しいのだろうな」「俺って本当に大学院を受験するんだ」と思いましたね。辞書もジーニアスを電子辞書ではなく,紙ベースのものを使っていて大学にはリュックサックを背負いながらカバンも持って行ってました。
Introduction to Psychologyは結構,構えていたのですが,最初に基礎的な英語の力をつけていたので偏差値50の大学に行っている私でも比較的容易に読むことができました。
もちろんわからないところもありますが,そこは英文解釈のように徹底的に文の構造を明らかにしてきます。
最初はIntroduction to Psychologyのサマリーばかり日本語訳にして日本語版のIntroduction to Psychologyのテキストで訳が合っているか確認をする。それを何度も繰り返してからサマリーではなく,チャプターそのものを全文日本語訳にしてみる。この繰り返し。
本当に格闘でした。まさに英語漬けで”原 vs Introduction to Psychology”という感じです。
最終的にはこのテキストのほとんどのチャプターを読み切ったので心理英語を読む力がつきました。ということは勝ったのか・・・?いやいや,Introduction to Psychology様様です!!!
・心理英語を読むことができるようになってよかったこと
1.英語のテキストを日本語訳にする授業の内容が簡単で時間にゆとりができる
2.私の研究分野は日本ではまだ未発展であり,米国を中心とした外国の論文を読むことが多いのですが,それが苦ではなくなる
特に,2ができるようになったことで研究する幅がすごく広がりました。なので,研究視点が広がり博士課程でさらに研究を深めたいと思い博士号を取れたのだと思います。
現在では,心理英語対策として問題集が売られていますが,数冊この前読んでいたらIntroduction to Psychologyの一部を載せて問題を作っていました。予備校でもこの傾向はみられるので,やっぱりIntroduction to Psychologyを極めることにつくと私は思います。けどその前に基礎的な英語の力を育むことをお忘れなく!
もちろんこの他の心理英語の勉強方法があってもそれは否定しないです。要するにその人に合っている方法で心理英語の勉強ができているかどうかですよね。勉強方法で悩んでいることがありましたら相談に乗りますからね(*^^*)