医療ドラマと現実は・・・

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精神科看護師の桂次です。

今回は医療系ドラマについて、個人的な感想を投稿したいと思います。

医療系ドラマは今期も「となりのナースエイド」や「院内警察」が放送され、一般的にどのドラマのクールでも作られていますね。

医師や看護師にスポットがあることが多いですが、最近は薬剤師や放射線技師といったコメディカルが主役の作品もあり、医療系はやはり人気で、皆さんも興味があるんですね。

そこで最近思うのが、医療系ドラマのあるあるは必ずしも実際に即していないことです。

ここからは医療系の代表的なあるあるなんですが、例えば

「○○さんが見当たらない、探しましょう」といって、医師も看護師も大勢でいなくなった患者さんを探すなんていうシーンをよく見ますが、実際はいなくなったとしても良くて数名の病棟スタッフが周辺を探す程度です。

他にも大勢患者さんはいますし、そこまで人数も割けません。

更に言えば医師は絶対に参加しませんし、ユニフォームのまま敷地外に出ることも基本は禁止されていると思います。

また、他の有名なあるあるとして、亡くなった患者さんの自宅に行って線香をあげたり、何なら葬儀に参加する。

これも実際はありません。いくら仲が良かった患者さんでもこれはしません。

私もしたことはないですし、見たことや聞いたこともありません。

*そもそも病院関係者として、患者さんのプライベートやライフイベントに干渉するようなことはまずありません。

他にも患者さんを想い涙する医師や看護師もあまりいませんし(結構みんなドライです)、昼休みに屋上で息抜きもしません(そもそもそ屋上に出入自由な病院は存在しない)。

他にもドラマではツッコミどころはあるんですけど、結局はフィクションですからね。

あくまでもエンターテインメントとして見る必要はあるかと思いますけど、
医療や看護ドラマと実際とは結構かけ離れていることが多いことは、皆さん知っておいて下さいね。

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