鍵の洗浄と感染対策

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精神科看護師の桂次です。

先日は精神科における感染対策について投稿しましたが、今回はその追記内容になります。

感染対策において手洗いも大切ですが、鍵も清潔にする必要があることをご存知でしょうか?

精神科の看護師は全員がマスターキーという鍵を所持し、たいていの看護師は右利きなので、右ポケットに入れて仕事をします。

この右ポケット、先行研究によると精神科看護師の衣類で一番細菌が多ったのが、この右ポケットであることが分かっています。

その理由として考えられるのが鍵の存在です。

鍵はドアノブに差して使用するものですが、ドアノブは多くの人が触れる箇所であると同時に、鍵穴はドアノブに内にあることが多いため、鍵には自然と雑菌が付着します。

その状態のまま「ポケットにしまう→鍵を出す→菌やウィルスが付着する」を繰り返していくと、少しずつポケットの中が汚染されていきます。

精神科看護師はその行動プロセスの頻度が多いため、より汚染されていくんですね。

手を洗うだけでなく、ポケットや鍵なども意外な感染源なのです。

よって、当病棟の看護師は業務終了時にはマスターキーを洗浄してから帰ることになっています。

この鍵とポケットと菌・ウィルスの関係は、日常生活にも存在します。

鍵を日常的に所持している方は、きっと他の部位よりポケットが汚染されている可能性が高いと推測します。

感染対策をしっかり講じたい方は、定期的は鍵の洗浄をしてみてはいかがでしょうか?

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