寒さとホルモンとメンタルの関係

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精神科看護師の桂次です。

今回は寒さとメンタルヘルスについて投稿しています。

今年は暖冬などとニュースを見る機会がありましたが、流石に寒さが厳しいですね。

ところで、寒い季節になるとメンタルが不調になる方が割といます。

これに関しては、これといった確定的な理由はないのですが、
① 日光が出ている時間の変化
② 気温の変化という外的刺激の影響
③ 季節の変化に伴うプライベートイベントの影響(*夏に比べて冬の方がイベントが多い)

他にもあると思いますが、一般的にはこういったことがメンタルヘルスの不調の原因ではないかと言われています。

今回はそのうちの①、②と脳内ホルモンについて詳しく解説します。

メンタルの不調にはセロトニンやノルアドレナリン、ドーパミン、オキシトシンといった脳内ホルモンの影響を少なからず受けています。

脳内ホルモンは気温や日光などの外的刺激によって分泌量が変化しますので、
そういった要因から寒い季節は精神的に不調となる可能性があります。
*当然ながら逆に調子が良くなる方もいます、個体差があるんですね。

一般的な話しにもなりますが、ここで、脳内ホルモンをアップさせる方法を幾つか紹介しておきます。
○セロトニン・・・・日光を浴びる、適切な食事(特にたんぱく質)、適度な運動

○オキシトシン・・・コミュニケーションを図る、パートナーやペット、子供とのスキンシップ

○ドーパミン・・・・刺激物(辛い料理、カフェイン、初めての触れあい、目標の達成など)
→楽しいことをしても出ますが、健康的なものに限ります
*ギャンブルやアルコール、薬物などでのドーパミン過剰分泌は要注意。

○ノルアドレナリン・・適度な運動

ネット等により詳しく記載されているかと思いますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

冬になって寒さでメンタルヘルスが不調なのであれば、まずは規則正しい生活をし、脳内ホルモンバランスを正常に保つことを試してみて下さい。

自分の日常生活行動の場面で「今、脳内ホルモンが出てる」と意識して生活すると、少しはメンタルが楽になるかも知れませんよ。

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不定期ですが、今後も少しずつ投稿をしていきます。

精神科看護師が実際に精神疾患になった体験を通して、

現在、様々な症状に悩んでいる方の力になりたいと思っています。

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