看護師と夜勤

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精神科看護師の桂次です。

今回は看護師にとって夜勤とは?について投稿したいと思います。

看護師は日勤と夜勤の24時間勤務であることが多く、変則勤務に属されます。

日勤は8時間前後の勤務となるため、残りの16時間前後は夜勤となります。

そして夜勤には2交代制と3交代制があります。

*施設関連は自宅待機(急変があったら駆けつける勤務制度)もあります。

特に2交代制では業務準備も含めて17~18時間前後の連続業務となります。
夜勤で辛いのは?
1、 スタッフがいないため、受け持つ患者を多くなるため業務量が多い
2、 仮眠や食事の時間はあるが、急変や緊急入院などのイレギュラー勤務があると取れないこともある
3、 生活リズムが大きく崩れるため、体調管理が大変
4、 夜になると変身する患者がいる(特に夜間せん妄が出る患者さんなど)。
5、 少ない人数で業務となるため、性格が合わないスタッフとの夜勤は精神的にきつい

など数えればきりがありません。

一方でメリットも少なからずあります。
1、 夜勤手当がある(これが看護師の給料において特に重要)
2、 日中に用事をたすことができる(特に銀行や役所関連の用事は助かる)
3、 明けの日の解放感
など良い点もあります。
*看護師の給料は割と高いといった印象があるかも知れませんが、多くは夜勤手当や残業手当によって支えられています。

しかし、全国の看護師平均年齢が40歳を越え、看護業界も少しずつ高齢化の波が押し寄せています。

私も40代前半まで夜勤をやっていましたが、20代に比べれば夜勤は大変きついものになっていました。

精神科の夜勤は他の科に比べれば急変などは少ないですが、認知症の徘徊や夜間せん妄、不眠へ対応、身体拘束や隔離患者さんのケアなど結構大変なんです。

少し真面目な話をすると、看護師不足は本当に深刻で、このままでは高齢患者を高齢看護師がケアするなんて時代がやってきてしまいます。

国が主導し、看護師不足が早期に解消する施策を打ち出して欲しいと切に願います。

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