精神科病棟のイメージは?

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精神科看護師の桂次です。

今回も知られざる精神科の入院生活について投稿したいと思います。

今回は精神科病棟のイメージについてです。

精神科というと鉄格子があり、鍵が掛かっていて、叫んでいる人がいる、暗い
といったネガティブな印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?

実際に鉄格子がある病院は現在ほとんど無いでしょう。

また、鍵が掛かっているか?についてですが

正確には掛かっている病棟と掛かっていない病棟があると思います。

例えば認知症治療病棟や急性期病棟などは鍵が掛かっていることが多いですが、一方で、療養病棟や社会復帰を目指す方が多い病棟は施錠されていないと思います。

*あくまで私の知る範囲でお話しています、異なる病院・病棟はあると推測します。

また、叫んでいる人がいるなど、怖いイメージについてですが、

昨今、精神科薬の薬効は飛躍的に向上していて、精神症状を早期から軽減してくれることが多くなりました。

当然、残念ながら薬が効かなかったたり、何らかの理由で不穏となり、

大声を出す患者さんもいますが、そういった方は非常に少なくなってきていると思います。

病棟の構造も、暖色を使った明るい色彩の病棟、採光が多い病棟などが多く、
「暗い」といったイメージを持つことは少ないと思います。

また、実習に来る看護学生に「イメージはどう変わった?」と聞くと

大抵の学生は「思っていたのと全く違った」と話す学生が多いです。

それだけ実際とイメージは異なるのだと感じています。

しかしその一方で、最近は精神科看護師による暴力行為などがTVやネットニュースで取り沙汰されていて、こういった事件から「怖い」といった印象を持たれる方もいらっしゃるかも知れません。

その点に関しては、精神科に従事するものとして、十分に配慮していかなければならないと感じているところです。

この記事を通して、皆さまに精神科のネガティブイメージと実際は違うんです、と言うことを理解して頂ければ幸いだと思っています。

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