持てない私物

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精神科看護師の桂次です。

今回は知られざる精神科の入院生活について投稿したいと思います。

今回は精神科における私物についてです。
*精神科病棟全体が同じとは限らず、あくまで私の知識の範囲内のお話だと思って下さい。

精神科では入院時の私物に必ずチェックが入ります。
*恐らく外出や外泊した際もチェックが入ると思います。

持ち込めないものとして
カミソリ、はさみなどの刃物類、ロープやひも状のもの、割れ物などが代表的です。

これらは全て危険な自傷他害行為に至らないようにするためです。

他にも、病院によってはスマホや生鮮食品、貴重品なども持ち込めないことがあるかも知れません。
*これらを列挙する病院は、管理面が大変という理由があるからです。

患者さんやご家族の方にも驚かれる方が多く、その都度説明させて頂くのですが、異動してきた看護師や新人看護師にも説明する必要があるんです。

それと看護師自身も自傷他害を助長する持ち物は持てないため、

他の病棟で働く時のように、ハサミを保持して業務が出来ない病院が多いと思います。

また、逆に精神科から他の病棟に異動して、患者さんがハサミやカミソリを持っていたりすると、驚いてしまうことが多々あります。

実際、私も消化器内科に異動した際に、担当患者さんが果物ナイフ、ハサミ、カミソリを持っていて相当焦った経験があります。

こういったことを事前に知っておくと、急に「精神科に入院」「精神科に勤務」となった場合でも、

そこまでカルチャーショック無く受け入れるかと思いますし、

その理由や必要性を理解して頂ければ、スムーズに受け入れられるかも知れません。


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