精神科看護師の桂次です。
今回は少し思い出話を投稿したいと思います。
時間に余裕がある方は読んでみて下さい。
なぜ、精神科看護師になったかです。
結論から言いますと、私はもともと精神科を希望していませんでした。
私が学生時代は救急や外科といったところが花形でしたから、
私もそういったところを希望していましたが、
配属されたのが、たまたま精神科だったというのがきっかけです。
最初は落ち込みました。男性看護師であることを恨みましたね。
そして、配属当日。オリエンテーションの時でした。
廊下を歩いていると高齢の大柄な男性から、「この泥棒が!」
といきなり激しく怒鳴れました。殴られる、と危険を感じるくらいです。
後でわかったのですが、この方は認知症の方でした。
正直、「勘弁してくれよ、やっぱり嫌だよ」と思っていたのですが、
直ぐに掛けつけた、私とそう歳が変わらない男性看護師が一言、二言声を掛けるとその認知症患者は「参ったな」と大笑いして自室に戻っていったんです。
短時間で激しい怒りを笑顔に変える対応力。凄いテクニックだと思いました。
どういった経験と知識があれば、そうなれるのだろうか?
と非常に興味を持つようになりましたね。
そして、その男性看護師に勝手に弟子入りし、色々と学ぶようになっていきました。
後編に続く・・・・。
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不定期ですが、今後も少しずつ投稿をしていきます。
精神科看護師が実際に精神疾患になった体験を通して、
現在、様々な症状に悩んでいる方の力になりたいと思っています。
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