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精神科看護師の桂次です。

今回も私がパニック障害になったころの回想を投稿しています。



「予期不安」で苦しくなり、薬も増えてきたタイミングで、

主治医からは休養を取るように言われました。

上司と相談し総合的に判断して休養を取ることとなり

診断書を提出して長期で休養を取ることなりました。

本音は「休むのは迷惑がかかるから」と考えて休みたくは無かったですが、

今思えば、そういった思考が悪化を招いたと思います。

また、今までは患者さんには「休養を取る重要性」を説明してきたのに、

いざ自分が病気になると適切な判断はしないものだと痛感しました。

「自分は大丈夫」「何とかなる」という根拠の無い自信があったのでしょう。

休養に入ると、診断書の期限を逆算し、それまでに治そうと必死でした。

内服や日常生活行動に気を付けるのはもちろんのこと

研修や本で知っていた森田療法やバタフライハグ等何でも実践していました。

また、練習と称して予期不安が起こりそうな環境に率先して行って、

結果的にそこでパニックになったり、と空回りもしていました。

振り返れば、パニック障害になったこと、症状を改善すること、

これからの事に思考が占領されていて、全く心に余裕が無かったと思います。

結局、精神科看護師としての経験や知識も活かしても、症状は改善せず、

一生苦しむのかと絶望に打ちひしがれて

療養とは名ばかりのパニック障害に苦しむ日々を過ごすことになりました。


★不定期ですが、今後も少しずつ投稿をしていきます。

精神科看護師が実際に精神疾患になった体験を通して、

現在、様々な症状に悩んでいる方の力になりたいと思っています。

投稿を見て、相談してみたい方、お話を聴いて欲しいと思っている方

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