【アウトランダーPHV(三菱)】(2021~2022年)
★★こんな方にオススメ★★
現在(当時は2022年)のPHV完成型を求める方にオススメ。
室内は広く3列目もあるため使い勝手も良。
それだけでなく、バッテリーが切れてもハイブリッドとして走ることが出来るため、充電は気にせずハイブリッドとして使う方もいるだとか。
ここは輸入車と違う日本車の大きなメリットですよね。
加速、燃費、車の安定性、乗り心地、静粛性と全体的によく作り込まれた理想のPHEVと言える車ではないでしょうか。
【車の特徴&走行レポート】
エクリプスクロスのような迫力あり、カッコいい顔となったアウトランダー。
凄い迫力と凄く存在感ある車ですね。
室内のデザインも専用で、ひし形を使ったオシャレ感漂うデザイン。
質感も非常に高く、スッキリしつつも色のバランスなども上手にデザインされた車でした。
シフトレバーも棒ではなく四角型で未来感あるオシャレなデザイン。
(肘置きからシフトレバーに手が添えられないのは個人的に少し寂しい。座ったままだと届きませんでした)
センターコンソール周辺のデザイン性も良く、傷が付きやすいピアノブラックも最小限にしてくれていて良いですね。
後席は大きなSUVだけあり、大柄な男性でも十分座ることが出来るスペースがあります。
リクライニングもでき、サンルーフも大開口なので後席の快適性も高いです。
3列目シートは体育座りみたいになり足周りにも余裕がない補助的な感じですが、SUVで3列目シートあるのがありがたいですね。
さらに荷物室からスイッチで2列目を倒すことができ、3列目は折り畳み簡単に床収納できるなど操作性も良かったです。
フラットになるため結構荷物も乗せられ使い勝手も良さそうです。
(荷室の電動開閉速度も日本車では速くいい感じ)
デザインや使い勝手も好印象でしたが、走りの完成度も凄かった。
エンジンは2.4Lプラグインハイブリッドで4輪駆動。
(三菱はSAWCという4輪駆動が優秀)
RAV4には及びませんがEV走行が87キロも可能。
(町乗りなら燃料補給不要ですね)
バッテリーが尽きてもハイブリッド車として走ることが出来るため(16~18キロ/Lと表示)、重たい車だけにならない所は日本車の凄い魅力の1つですね。
ノーマルモードの発進はEV車ならではのレスポンスの良さで、重力無視?と思える程、滑るように走ります。
アクセルの微調整にも細かく反応するため、敏感すぎて滑らかな運転をするには少し気を遣いました。
ですが、エコモードだと滑らかな運転がしやすくなり、ノーマルとガソリン車の間のような味付けとなりました。
パワーは必要十分なので常にエコモード走行でも十分な感じですね。
スポーツモードでは凄く敏感な反応で首が持っていかれそうになります(笑)
モードもそれぞれ特徴が分かる味付けになっていた所も良かったです。
ハンドルの質感も高く軽めな味付けですが、チープ感はなく上質な味付け。
シートは細かなひし形クッションがDSや508のようなモッコリ形状で心地良かったです。
シートのホールド性も適度で無駄がなくゆったり寛ぐことができるシートですね。
驚いたのが車の安定性で、カーブ時の体の持っていかれ感が凄く小さく凄く楽でした。
(SUVでよく見られる背高い感が気にならない)
4輪駆動と低重心さがいい仕事をしてバランスが良いのか車の安定性が素晴らしかったです。
(個人的に感動しました)
大柄ではありますが360°モニターがあり、画質も良いため目立った欠点も見当たらない。
乗り心地も素晴らしく、大きな段差も突き上げなども気にならず綺麗にイナシしてくれます。
乗り心地が良いため楽に運転できますね。
荒れた路面でもゴロゴロ感はほぼ伝わってこず気にならない。
さらに静粛性も凄く高く、ロードノイズも遠くで小さく聞こえる程度。
PHEVの注意点は長期的に乗り続けるには不向きな所でしょうか。
長期的に考えるとバッテリーの寿命が考えられ修理は高額になると予測されるため、本体価格を燃費で補うことはハイブリッド車以上に難しいでしょう(リセール面も含む)。
また、電気が苦手とする寒い時期にPHEVの恩恵がどこまで体感できるのか(走行可能距離は短くなると予想)。
5年程度で乗り換える方ならアリかもしれませんね。
総まとめとして全体的に凄く完成度が高い車と感動しました。
日本のPHV車の完成型とも言えるほどの実力を持った素晴らしい車ではないでしょうか。
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