なぜ転職に踏み切れないのか？３つの理由

こんにちは！のっくんです

前回は、転職理由について書かせていただきました。

今回は、逆に転職をしたいと思っているけど、転職に踏み切れない理由としてどんなものがあるのかについて書かせていただきます。

必ずしも「転職＝幸せ」ではありません。

転職をすることで他の問題が生じることもありますし、現職にとどまったほうが本人や周囲の幸せとなることがあります。

転職をしたいと思っているけど、イマイチ一歩踏み出せないと悩んでいるかたにとって、参考になればと思い、「転職に踏み切れない理由」をいくつか紹介させていただきます。

これらの理由を参考に、自身が踏み出せない理由は何なのか？その理由は大事にすべきものなのか？それとも、その理由を克服して転職すべきなのか？考えて頂ければと思います。

なお、公務員の方限定でサービスをご提供しております。ご質問やご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

転職先が見つかるか不安

特に新卒から公務員になられた方に多い理由かと思います。

私自身も新卒から公務員をしておりましたので、転職を決意しても本当に転職先が見つかるのか、この点については不安に思っておりました。

事実として、転職先を探すのには非常に苦労した方も多いです。

そもそも民間企業の業界についての知識も浅く、よくわかっていないですし、どこだったら公務員経験者を受け入れてくれるのか？全くわからないかと思います。

私と関わった人も転職サイトに登録したは良いものの、書類選考は全く通らず、転職ができないのではないかという状況に陥ったようです。

結果的には、転職エージェントの力を借りながら転職活動を行った結果、転職先が見つかりました。

ここについては、不安に感じていても行動できないというデメリットがあるのみで、プロの力を借りながら不安を解消することが一番かと思います。

「まず行動してみる」というのも不安を伴う行動ですが、まずは相談をしてみるなどの動きから始めてみてはいかがでしょうか。

転職先で自分のスキルが通用するか不安

この点についても、新卒から公務員になられた方に多い理由かと思います。

公務員としての経験がしかない場合、実際民間企業の仕事ってどんなものがあるのか？毎日どんな仕事をしているのかわからないことが多いのではないでしょうか。

私自身も全くわからず、スキルがちゃんと通用するのか不安でいっぱいでした。

特に民間企業では、生産性を出せない人間は不必要な存在になってしまいますので、仮に転職先が決まったところで不安が解消されるものではないですし、

実際に働くまでは感じる不安です。

そのため、一つ前の「転職先が見つかるか不安」については、まだ転職を実際にしている時点ではないので、ほとんどリスク無しでまずは行動してみることは可能ですが、この不安についてはそうはいきません。

実際に転職先で働いて、自分のスキルが通用するとわかって始めて解消される不安です。

なので、「まずはやってみる」という精神で行動するのは難しいかと思います。

私が実際に、不安を軽減するために行ったことをご紹介させていただきます。

①自分のスキルを棚卸ししてみる。

　スキルというと資格などを想像される方もいるかと思いますが、そうではなく、今まで自分がやってきた仕事で自分が何を得ることができたのかを振り返ります。この振り返りにより、自分が同じような状況になったときにこういうった解決法が提示できるのではないか、ですとか想像してみましょう。

　経験から得た知識は、工夫して応用することが可能です。是非、棚卸しをしてみてください。

②自分と同じような状況の人に話を聞いてみる。

　公務員から転職した方や、組合や大学法人など同質の仕事をされていた方が転職したのであれば、その方に話を聞いてみてください。

　恐らく、公務員の仕事についても理解があり、その上でその人達が今どんな仕事をしているのか聞くことができればある程度不安が軽くなるのではないでしょうか。その方々も、転職される際には不安があったと思うので、仕事をしている姿を想像できる解像度で話してもらえるのではないでしょうか。

私自身は、②の解決は該当者がいなかったので、取れなかったのですが、①の棚卸しは実施し、不安を軽減しました。

また、①は転職のときに必要な「職務経歴書」を書くときに必要です。是非一度やってみることをおすすめします。

転職するにも何をすればいいかわからない

こちらについては、公務員に限らず持っている不安かと思いますが、恐らく公務員の方はより多くこちらの不安を持っているのではないかと思います。

なぜならば、民間企業の離職率は10～20％程度と言われているのに対し、公務員の離職率（自己都合退職）は約1～2％と10分の１程度に留まるためです。

民間企業であれば、周りに転職を経験した方がいる確率が必然的に高くなるので、その方に話を聞くことも可能ですが、公務員ですと、なかなかそう簡単ではありません。

そのため、転職活動について誰かに話しを聞くことは難しく、ネットで調べるなどして自分で情報を取りに行き、やるべきことを自分でまとめる必要があります。

そのため、この点についても人から生の情報を手に入れることができないという障害があり、公務員からの転職の不安として多くなるようです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

今回は「転職に踏み切れない理由」について書かせていただきました。

もちろんこれら以外にも「家族のことを考えると踏み切れない」ですとか「職場に迷惑がかかってしまう」など様々な理由があります。

これらの理由を整理し、転職活動を行うべきか現職で頑張るべきか考えてみてはいかがでしょうか。

なお、公務員からの転職経験者として転職の相談をするサービスを行っております。

こういう不安があるけど、どうしたら良いか？転職をしたときに不安の解消をどうしたかなど、相談にのることも可能です。

是非お申し込みください。