ライターで直接契約をするには?初心者向けに徹底解説

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「ライターも慣れてきたし、直接契約ってどうなのかな?」「クラウドソーシングサイトでは手数料が大変!」そんな悩みはありませんか?

正直なところ、クライアントと直接契約をしたほうが報酬は上がる可能性が高いです。しかし「騙されない…?」「具体的にどうやるの?」と初心者は悩んでしまいますよね。

そこで今回は、初心者向けに私が直接契約を結んだ体験をお話ししていきます。

ライターは直接契約で収入が上がる!?

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突然ですが、あなたがライターを始めた理由はなんでしょうか。

「本業以外に収入が欲しかったから」

「子育て中でなかなか外に働きに行けないから」

「人間関係でメンタルが死んだから、もう外に出たくない…」(私です)

いろいろなことを考えてライターをやっていると思います。

皆さんの共通の願い&目標は、「ライターで高収入を得たい」ですよね。しかし実際には思ったより単価が安ことや、クラウドソーシングサイトの手数料に悩んでいませんか。

クラウドワークスでは20%の手数料が引かれます。1円/字で書いても実質0.8円/字ですよね…悲しいことです。

もしあなたが、「Webライターとして記事を書くことに慣れてきた」「そろそろクラウドソーシングサイトを卒業したい」と思うなら、直接契約を目指しましょう。

直接契約の大きなメリットは、クラウドソーシングサイトにありがちな手数料を引かれない点にあります。また意外と高単価の案件も多いんですよ!

次章では、「直接契約をしたいけど、方法がわからない人向け」に、案件の探し方や契約の流れを見ていきましょう。

ライターの直接契約。案件の探し方はバイトと変わらない

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ライターで直接契約をする場合、どうやって案件を探すか悩みますよね。しかし感覚的には、求人サイトでアルバイトやパートを探す感覚とほとんど変わりません。

検索エンジンで「Webライター 募集」「ライター 求人」などと検索してみてください。案件が大量に出てきます。

また一般的な転職サイトや求人サイトでも結構募集されていますよ。

定期的にチェックしていると、すごくいい求人に巡り合う可能性があります。私も以前収入の約半分を占めていた案件を失ったことがありました。

しかし求人サイトに一カ月貼りついたところ、さらに条件のいい案件が決まりましたよ!

他にも、自分が書きたいジャンルのサイトを検索し、採用情報がないかチェックしてみましょう。

サイトの下に「ライター募集」や「採用情報」とあれば内容を確認!興味があれば問い合わせてみることをおすすめします。

聞くのはタダだから、どんどん問い合わせてみましょう。

ライターの直接契約で詐欺に遭う可能性はないのか

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副業詐欺に遭う可能性はないの?

こんな悩みがあると思います。
これについては、正直、契約してみないとわかりません。

確かにクラウドソーシングサイトであれば、一旦仮払いで報酬がプールされます。そのため、支払われないことがほとんどないんですよね。

そのため私は、最初の3カ月はもう博打だと思って仕事をしています。もちろんクライアントを信用して契約はしているのですが、実際はわかりません。

しかし、ある程度リスクを避ける方法はあります。契約までにクライアントの情報を確認してみてください。

・できるだけ企業であること
・掲載されるURLを提示してもらえること
・契約書を結んでくれること
・レスポンスは早いこと

個人よりは企業と契約をするほうが安心です。そのため、クライアントがどのような企業であるかを確認しましょう。

クライアントの会社を検索し、自社ホームページが存在するか、代表はどのような人でなにをしている企業であるかを確認します。

あれば転職サイトなどの口コミもチェックできるとベストです。

掲載されるURLを提示してもらえること


自分の担当するサイトがあらかじめ分かれば安心です。サイトの雰囲気や勢い(知名度や更新頻度)を確認することで、どの程度仕事が来そうかも把握できます。

クライアントの先にクライアントがいる場合があり、詳細を教えられない可能性もあります。その場合は、サイトのジャンルやおおよそのpvだけでも聞いておくとよいでしょう。

契約書を結んでくれること


業務委託として、ついつい口約束やチャット上でのやりとりだけで済ませがちです。しかし、きちんとしたクライアントであれば、契約書を結んでくれます。

契約書の内容はクライアントによって違いますが、おおよそ以下のことが書いてあります。

・契約を結んだこと
・業務内容(文章作成・コンテンツ作成など)
・期限(定めがないことも)
・報酬(文字数・文字単価など)
・秘密保持契約

契約書は記入後にハンコを押し、pdfで送ることが多いです。内容はしっかりと読み込み、不明点は質問するようにしましょう。納得したうえでサインすることが大切です。

レスポンスが早いこと


クライアントが早いクライアントは、ライターに真面目に向き合ってくれているといえます。そのため、応募の時点からレスポンスの速さをチェックしましょう。

クライアントとしても、せっかく見つかったライターを逃したくないと考えるでしょう。

レスポンスの早さで、クライアントがライターを大切にするタイプであるかある程度わかります。

ライターで直接契約をした体験談

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私は現在、クラウドソーシングサイト経由での仕事はほとんど受けていません。契約しているクライアントの大半は、直接契約です。

今回は私が直接契約を勝ち取った時の、おおよその流れについてご紹介します。参考にしてください。合格までのおおまかな流れは以下の通りです。

①求人サイトで仕事を発見し応募
②書類審査を突破する
課題①テストライティングに合格する
課題②企画を考える
③スカイプで面接を行う
④契約

私は新規開拓のため、普段から様々な求人サイトをチェックしています。ちょうど大きな案件が契約終了になったこともあり、求人を探していました。

すると、新規サイト立ち上げ事業のメンバー募集の案件を発見します。募集はエディターでしたが、ライター業務もあるらしく、応募。

応募方法はサイトの「応募するボタン」をポチッと押します。一般的なパート・アルバイトとスタートは変わりません。

ただしサイトで履歴書の登録ができる場合は、しっかりと作り込みましょう。また、応募の際に任意の備考欄があれば、自己PRを書くことをおすすめします。

応募をすると、クライアントから「選考のためのアンケート」が送られてきました。

書類審査のようなものですね。期限内に回答し、返送します。内容は、大体以下のような感じでした。

・応募した理由
・何故ライターになろうと思ったのか
・今までの実績
・採用されたら稼働できる時間
・得意分野
・自分の長所・短所
・自己PR

他にもあったと思いますが、忘れました。(すみません)

クライアントによって違いはありますが、私が受けた案件はめちゃくちゃ細かい質問がたくさんありました。

しかし、長所や短所などで自己分析をする部分も多く、自分を見つめ直す意味ではよかったと思います。

とにかくたくさん書きました!このようなアンケートでは、自分の熱いパッションをぶつけてください。書きたいことを全部吐き出したら、熱意が伝わったのか、受かりました。

課題①テストライティング


この案件、テストライティングが2回ありました。1回目を突破したら、次に行ける感じですね。

1回目はキーワードに沿った2000文字程度の文章。2回目はseoを意識した構成作り(本文は書かなくてよい)でした。

期限はそれぞれ1週間程度です。私は両方とも3日程度で提出。すんなり両方とも受かりました。

課題②企画書の提出


課題①を突破したら次は課題②です。課題②は企画書作りでした。「自分が新規サイトを立ち上げるとしたら…?」という設定です。

サイトを作ろうを思った理由から、雰囲気、ペルソナまで全て自分で考えます。実際にサイトを作る必要はなく、ワードで箇条書きにして提出でok。想像力が必要な、なかなかシビアな試験でした。

企画を考えるのは初めてで、正直あまり自信がなかったのですが、「おもしろい!」と絶賛(?)され、見事合格したのです。自分の「こうだったらいいのにな~」を詰め込んだのがよかったのかもしれません。

スカイプで面接


3つの課題をクリアしたら、最後はスカイプ(顔出し)で面接です。スカイプでの面接は何度かやったことありますが、人見知りの私はなかなか慣れません


ヤバイ奴だって思われたらどうしよう…(汗

そんなドキドキを抱えながら、いざスカイプにIN。担当の人が終始笑顔で対応してくれ、なんとか和やかな雰囲気のまま終了。

人の緊張をほぐすのが上手い人でした!!涙

テストは全て終了!そして契約へ

怒涛のテストを終え、正式な契約を結びました。契約はしっかりと紙媒体で結んだため、安心です。

現在、一緒にお仕事をさせていただいていますが、レスポンスも早くて対応が丁寧!案件も多く振って頂き、安心して仕事ができています。

もちろん、報酬もしっかり支払われていますよ!

ライターの直接契約は収入アップのきっかけになる! 

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ライターとして収入を上げたいと思ったら、直接契約は必須です。クラウドソーシングサイトではどうしても手数料は避けられません。

そのためクラウドソーシングサイト経由での仕事に慣れてきたら、是非直接契約にも挑戦してみましょう。コツを掴めば、クライアントの選び方も分かってきます。

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