私が考えたヤシ科樹林の地図記号

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デザイン・イラスト
 前回は、「tea」の頭文字と茶畑の絵と融合した漢字の「茶」がデザインである未来の「茶畑」の地図記号について紹介しました。

 次は、沖縄県や亜熱帯から熱帯地域に生息している「ヤシ科樹林」の地図記号について紹介します。

 従来の記号は、ヤシの木の簡単なイメージに右方向に棒があるのが特徴的で、ヤシの木を横から見た様子が記号化されたのが由来です。

 この由来を知ってから再び観察して、以下のように未来の地図記号を創作する動機が思い浮かびました。

「イラストからして分かりやすく覚えやすいが、『かっこよさ』とか『かわいさ』とか入れたい。」

 他に思っていることはありますが、以前記事で書いた「私が考えた風車の地図記号」を創作する動機についてほぼ一緒なので、ここで割愛します。

 このように思い浮かんでから、実際に創作して次のように未来の地図記号として表しました。こちらです。

230113ヤシ科樹林_オリジナル地図記号.png

 筆文字で書いたような「ヤシ」とヤシの木のイメージとを融合したデザインにしました。

 全体的には、この地図記号においての「かっこよさ」で表現していますが、その中でハート型のヤシの実が存在しているという「かわいさ」の要素も取り入れています。

 また、日本語が分からない観光客にこれを見せると「これはなんやろう?」と検索で調べるようになると想像しながら作成しました。

 このような地図記号が将来実現すれば、訪日客など見る人がどう反応するかが楽しみです。
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