私が考えた工場の地図記号

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 前回、「図」という漢字とハートマークをつなげた本が筆で描かれたような記号が特徴である「図書館」について説明しました。

次は、最近地図記号として廃止した「工場」の地図記号について説明します。

 従来の記号は、個人的に全体的に太陽のような形をしていることから、硬いイメージを与える太陽のイメージという印象があります。

 私が学生時代にこの地図記号を見た時の印象は以下のように感じました。

「これを初めて見た人が工場の地図記号であると分かるのか?」
「形が太陽やから、発電所にしか見えない」
「これのどこが工場?」
「歯車っぽいけど硬いイメージの太陽しか見えない」

 このような疑問に思った私が考えた「工場」の地図記号はこちらです。


230106工場_オリジナル地図記号.png

全体的に可愛らしく、工場特有の硬いイメージがありません。

 日本文化を強調するために筆で書いたような「工場」の「工」という漢字と、それに加え建物の顔としてのスマイル、さらに煙突の煙が連続したハートマークが描かれているのが特徴です。

 近年、SDGs関連の環境問題や衛生上の問題、さらに労働環境の悪化による人手不足という深刻な問題の影響を及ぼしていることから、工場のイメージがあまり良くないと思われます。

 しかし、この地図記号を見ると想像が湧いて、時代に合った工場の環境や構築について様々なアイデアが出やすくなるのではないかと思います。

 これを見て、工場に対してポジティブになることを願っています。

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