いきなりですが、
あなたは無意識に心を閉ざしていませんか?
心を閉ざすとは、辛すぎて、苦しすぎて、
自分の苦しさや悲しみを感じないように、
自分をごまかすことです。
苦しくなった時に、その感情を味わうことをやめて、
他のことに意識を向けるって、結構やっているのでは?
私がこのことの弊害に気づいたのは、
趣味を持とうと自分に聞いた時、
自分が何をしたいのか、全く分からなかったからです。
何度も何度も試したが本当に何も出てこないのです。
友人は楽しいことを見つけて楽しんでいます。
それを見て、この違いは何?と。
すると、子どもの頃を思い出したのです。
そう言えば、私は親に反抗できなかった。
嫌だと言えない子どもでした。
泣きたい時も、誰にも見られないように涙を押し殺していたなと。
小学生に入る頃には、それがすっかり板について、
感情を外に出さない子どもになっていたようです。
そこで、どうしたら良いのだろう?と考えました。
あるサイトの「感覚を研ぎ澄ます」というフレーズに惹かれました。
食べる時に、その感覚をよく味わうというような内容だったと思います。
早速試してみました。
これまで、あらゆることを無意識にやっていたことに気づきました。
それを続けていくと、食べ物の美味しさを、より感じられる自分を発見したのです。
これが喜びの感情に繋がりました。
感情を閉ざすと、
ネガティブを最小限にすることができるかもしれませんが、
同時に喜びや、好きなどの感情も味わえなくなるのだと実感したのです。
私は子ども時代、思春期、その後も記憶が殆ど無いと思っていました。
小学校の名前を忘れるほど😅
その答えも分かったのです。
感情が弱い、少ないと記憶に残らないようです。
反対にネガティブな強い感情のできごとは、はっきり思い出せるのです。
これに気づいてから、何か感情が出てきた時に味わうことを意識しました。
すると、出てくる出てくる。
怒りや悲しみの感情がこんなにあるんだという驚きでした。
結構溜め込んでいました(笑)
今度は出てくるに任せ、
そして、少しおさまった頃に、
そっかー、そっかー、怒りたかったんだねと自分に語りかけました。
すると、また楽になるのです。
心の深〜い深〜いところに眠っている感情を解放するには、
まず、起きた感情をなかったものとしない。
とても大事だと思います。
自分を大事にすることの一歩だと痛感した私でした。