うつ病を防止する感情表現法

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コラム
2012年8月15日、私はSATカウンセラー仲間の投稿を見て、こんな記事を書いていました。


SAT仲間のじゅんじゅんが、こんな記事をアップしてます。
アサーション...私がこの技法を初めて知った時、目からウロコで、以来自分の気持ちを伝える時にとても重宝しています。

しかし、じゅんじゅんは、
多くの日本人にとっては苦しくなってしまうだろうな
というんです。それは、
自分自身の感情を表現する、ということをしないまま自己表現する人が増えるだろう
からだそうです。

アサーションには、感情表現は入っていなかったっけ...?

私は、人にこの技法を伝えるときに、無意識のうちに、「私表現」で「自分はこう感じる」を言葉にしてみようと言ってきました。
だから、感情表現はあたり前なんだと...。

私は、SATのコーチャー研修で、
自分の思いを適切に表現するには、自分が何を思い、感じているのか、相手に何を伝えたいのか、を把握することが必要。まず自分の心、気持ちに向き合い、心の声に耳を傾ける。つまり、今の自分を受け入れる(尊重する)ことの大切さを学ぶこと!
と教わっています。
伝える前に、自分の感情を特定し、何を伝えたいかを明確にしろと...
まずは、このトレーニングが大事なんでしょうね。

まわりの目を気にし、自分の気持ちを抑えることが習慣化していると、自分の感情に気づけません。
感情認知困難、アレキシサイミアの状態。

辛いことがあっても感情的にならず、我慢してしまい、また、まわりに助けてと言えず一人で頑張ってしまう。
頭痛、肩こり、下痢、便秘..身体はボロボロになってきます。
私も昔、何度か経験があります。
いわゆる「不定愁訴」というものですが、そんな状態にあるときは、感情表現はうまくできないと思います。

ましてや、じゅんじゅんのクライアントはうつの方、確かに苦しくなってしまうかも..。

いま、誰かと思いが通じあっていないなぁ..と思う方、
そこにある感情は、不安でしょうか?
怒りでしょうか?
それとも、悲しさ?
あるいは、苦しくって仕方ない?
SATには、これに気づくための「感情表」なる便利ツールも用意されています。

自分が辛くならないために、自分の思いを相手に伝える。
伝えるために、自分の気持ちをごまかさず、内面にしっかり向き合ってみましょう。
それがあなた自身も、まわりも笑顔にする近道なのだから...


このように、自分の感情に気づけない人が、ますます増えているように私は感じます。
それくらい生きづらい世の中にいまあるということでしょう。
それでも、この時代の日本を選んで生まれてきた私たち、そこに意味があるのだと私は思います。

真摯に向き合うからこそ悩むのかもしれません。
そんな時は、誰かに頼ってもいいんじゃないですか?
自分の想いをことばにしてみましょう。


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