インフルエンザ脳症の赤ちゃんと家族 7 完

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コラム
自宅近くにはリハビリ施設がいくつかあり、その中でも小児を扱っている施設に週に3回通い、自宅に1回来てもらった。

リハビリがない日も、両親が手足を動かし、座る練習をして、夫婦で協力した。
そして、数年たち、赤ちゃんは小学校低学年になった。

意思疎通はできない
首のすわりも不安定なまま
専用の車椅子でないと座位を保持することも困難だ

けれど生きている
時々笑ってくれて、自分の興味があるものに反応してくれる
最近は両親の顔や声も覚えて反応が返ってくる

これからまだまだ困難なことは多いだろう
たくさんの壁にぶつかるだろう

でも、両親は、あの時命だけは・・・と願ったことを一生忘れないだろうと話してくれた。

※個人情報保護のため、フェイクを交えています。

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目次
・インフルエンザ脳症について
・緊急時の対応について
・脳症におけるリハビリについて少し
・このご家族との関りで学んだこと


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