使いがちで絶対避けたい文末表現(原稿執筆のコツ8)

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ビジネス・マーケティング
「テレビの情報番組を見ていると連発されるある言葉の影響だ」と私は強く思うことがあります。
この言葉は原稿を書く際に気をつけるポイントに直結します。
それは、
・「ことができる」の表記を見直す
です。
テレビのワイドショーやニュースを見る機会があったら以下の言葉に着目してください。
●「見ることができる」
●「資料請求することができる」
●「判断することができる」
●「ワクチン接種することができる」
●「食べることができる」
話し言葉だからいいのか?と肯定的に考えたいですが気になります。
これを書き言葉、つまり原稿に連発してしまうのが文章を書き慣れていない人の特徴です。
回りくどいのです。
書き言葉にすると以下となります。
●「見ることができる」→「見られる」
●「資料請求することができる」→「資料請求できる」
●「判断することができる」→「判断できる」
●「ワクチン接種することができる」→「ワクチン接種できる」
●「食べることができる」→「食べられる」
ぐっと短くなりました。
どうしても、〇〇することができるという表現が必要なときは使ってもいいのですが、極力見直ししたほう賢明です。
商業出版で販売されている書籍でも(小説などは除く)、頻繁に見受けられる本もあります。
しかし、これは編集者の経験不足の場合が高いです。

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