映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』観ました。

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コラム
こんにちは。
ハイヤーセルフコネクターの咲絢です。

映画は好きですが、恋愛モノは大の苦手の私。
この映画も、ベタベタのラブストーリーと思って敬遠していました。
ですが、信頼できる映画評論家の方が絶賛していたので、勉強がてら観に行くことに。
上映開始から一ヶ月も経つのに、まだほぼ満席ですごいです。
横にいた男子高校生4人組が「マネージャーがハンカチいるって言うてたで」と話していました。
泣くの?まじで?

ですが、予想に反して!
ガチで「戦争、ダメ、絶対!」というメッセージ性の濃い作品でした。
恋愛要素もありましたが、何しろ舞台は戦時中。
愛だの恋だの言ってる場合じゃないんですよね。
だからとても見やすかったです。
そしてとても考えさせられました。

特攻隊は当時、国民を守る「生き神様」として特別扱いされていた。
だから飛び立つ日が決まったと聞けば、「おめでとうございます」「ありがとうございます」なんですね。
今考えれば「それはおかしいだろ?!」なんですが、そういう時代なんです。
「死にに行く」のではなく、「日本を守るために攻撃をしに行く」なのです。
小さな飛行機で戦艦に突っ込んで、勝てるはずもないのに。

主人公の女子高生が、現代から戦時中にタイムトリップする、というファンタジー設定はありますが、かなりヒューマンなドラマ。
現代でも母子の間で問題があったり、戦時中に特攻兵が怯えたり、ごく普通の感情を持っています。
そして本当のラストシーンは……もう泣き崩れるしかないですね。
「やられた!」と思いました。
てっきり戦時下に放り込まれた主人公が特攻兵に恋をして、「行かないで!」「君のために生きて戻るよ!」みたいな薄い内容だと思っていました。
ごめんなさい……m(_ _)m

映画を観て作られたという、福山雅治さんの『想望』という楽曲も素晴らしい。
You Tubeには映画の画像入りのMVもありますよ。
まだやっていると思うので、これはぜひ多くの方に観ていただきたいと思った映画でした。
えらい手のひら返しだね(笑)。

咲絢

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