誰かを想うこと

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コラム
こんばんは。
今年のお盆最終日は、全国的に台風が猛威を振るいました。
皆様の地域は大丈夫でしたでしょうか。
ご無事をお祈りいたします。

この時期は終戦記念日も重なり、亡き人々を想うことが多い時期です。
それもあってこのコラムを書こうと思いました。
まずお盆には、亡くなった身内や知人などの冥福を祈るとともに、
遠きご先祖様を意識します。
それは、自分が生きているということは、会ったこともない遠きご先祖様達と繋がっていて、今の自分がいるということ。
手を合わせて目を閉じると、いつでも心ひとつになる気がします。

先日NHKのファミリーヒストリーで、草刈正雄さんの特集をしていました。
ハーフっぽいお顔立ちだと思っていましたが、お父様はアメリカ人だったんですね。
知らなかった血縁関係が広がっていき、ご自分のルーツが紐解かれると
感極まっていらっしゃいました。

人間はきっと自分ひとりだと、アイデンティティを保つのが難しいかもしれません。
何かに属したり、自身のルーツが明確だと、自分は何者なのか、自己を確率でき安心できるように思います。

コロナ禍で、孤独の弊害が一時問題となりました。
人は孤独では生きるのが辛いものです。

けれど、誰かを想うとき、必ず心には誰かがいる。
目に見えなくても、誰かとつながっている証です。

亡くなった家族、離れてしまった友人、好きな人、
愛する人と会えないことはさみしい。
孤独で世界中で自分がひとりぼっちだと感じてしまう。

そんな時は思い出してください。
心にいる人のことを。
誰かを想うことは、あなたはひとりじゃないということです。

さみしさや孤独にさいなまれた時は、
それを思い出してください。
そして祖先の生きた時代に、時には想いを巡らせてみませんか。
今よりも険しい道のりを生き抜いた先人の力に、きっと勇気をもらえるはずです。

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