「心と体の健康入門⑭」~「ストレス・フリー」から「自然治癒力」増強へ~

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(5)「誰かのため、何かのために生きる」人は不思議とうまくいく

②「何のために生きているか」でその人の「運のレベル」「器」が決まる

小事を成すのは力量であり、大事を成すのは運である~例えば、都道府県議会・市町村区議会議員になるのは「実力」があればいいわけですが、国会議員になるには「運」が必要であり、その受け皿となる「器」が必要であると言います。

①「聖人」=世界のために生きる人です。「天運」の領域と言ってもよいでしょう。イエス=キリスト、ガウタマ=シッダッタ、孔子、ムハンマドの4人を特に「四大聖人」と呼びます。ソクラテスは哲学者なので、「哲人」ではありますが、「聖人」のカテゴリーには入りません。内村鑑三が信念として掲げていた「二つのJ」で、「I for Japan; Japan for the World; The World for Christ; And All for God.」(私は日本のために、日本は世界のために、世界はキリストのために、全ては神のために)と述べられているように、これより上は「神のために生きる人=神の子」となります。

②「義人」=国家のために生きる人です。「国運」の領域と言ってもよいでしょう。特に国家・君主への忠義を「大義」と呼びます。アメリカ独立革命に大きな影響を与えたパトリック・ヘンリーの演説や、朝鮮王朝への協力を拒んで高麗王朝への忠義を貫いた鄭夢周(チョンモンジュ)の「丹心歌」などが想起されます。
「Is life so dear, or peace so sweet, as to be purchased at the price of chains and slavery? Forbid it, Almighty God! I know not what course others may take; but as for me, give me liberty or give me death!」(Patrick Henry)
(鎖と隷属の対価で購われるほど、命は尊く、平和は甘美なものだろうか。全能の神にかけて、断じてそうではない。他の人々がどの道を選ぶのかは知らぬが、私について言えば、私に自由を与えよ。然らずんば死を与えよ。)
「この身は死んでも また死んでも
 百万遍死になおしても
 白骨が泥土となり
 魂までなくなってしまおうとも
 君に捧げた一片丹心(ひたすらな忠誠の心)は
 消えるはずがあろうか」」(鄭夢周)

③「偉人」=社会のために生きる人です。偉大な発明家や科学者、冒険家、政治家など、特定分野において大きな貢献を果たし、世のため人のために役に立った人たちです。「天の時、地の利、人の和」というように「時運」を得た人たちでもあります。
④「善人」=近隣のために生きる人です。「好運」の持ち主であるとは言えるでしょう。

⑤「凡人」=いてもいなくても影響がない人です。まさに「沈香も焚かず屁もひらず」(お香を焚いて芳香を放つでもなく、臭い屁を放って悪臭も立てない)といったところで、可もなく不可もない人のことです。

⑥「悪人」=自分のために生きる人です。「憎まれっ子世にはばかる」という言葉があるように、悪運が強い場合もあります。

「幸運を願ってもよい。しかし、幸運に頼ってはならない。」(ユダヤのことわざ)
「幸運に頼っているだけではいけない。幸運に協力しなければならない。」(ユダヤのことわざ)
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