これは知っておきたい!面接のポイント

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●まずは「面接の基本マナー」の確認をしましょう。
 願書・面接・小論文は全て「プレゼンテーション」であり、売り込むものは「自分」に他なりませんが、これは高校までの学校教育の中で正式に学ぶことではないので、特別な訓練が必要です。つまり、「プレゼンの技術は自然には身につかない」ということです。そして、プレゼン以前の問題として、まずは「面接の基本」がきちんと出来ている必要があります。具体的には2つの空間(試験会場、面接空間)に出入りする際のマナーがあり、試験会場では「失礼します、失礼しました」、面接空間では「よろしくお願いいたします、ありがとうございました」といった挨拶が必要であり、誰が「中心」で、自分の「位置」はどこかを見抜くことや、「一時一事の原則」(一度にたくさんの動作をしない。例えば、ドアを閉めながら挨拶する、おじぎしながらしゃべるなど)、視点の固定などは基本中の基本と言ってよいでしょう。

【1】入室
① 名前を呼ばれたら「ハイ」とはっきり返事をして、面接室へ。入室の時はドアを3回ノックする。
② 面接室に入ったら、ドアの方を向いてきちんと閉める。後ろ手で閉めない。
③ 面接官に向き直って姿勢を正してから、「失礼します」と言って一礼。

【2】着席
①椅子の左横に立って、受験番号・出身(在籍)学校・氏名を言い、「よろしくお願いします」と言って一礼。
②面接官の「どうぞおかけください」という言葉の後、「失礼します」と言ってから着席。
③着席したら背筋を伸ばす。膝は、男性は肩幅ぐらいに開き、女性は軽く膝頭をつけて、つま先を揃える。
④手は、男性は軽く握って膝~大腿の上あたりに、女性は体の正面すぐに軽く重ねて置く。

【3】面接中
①「~です」「~ます」など、語尾まではっきりと話す。小さな声でボソボソ語さない。
②早すぎず、遅すぎず、適度なスピードで話す。
③質問に答える時は、相手の目を見て(もしくは口の辺りを見て)話す。
④敬語の使い方にも十分注意。友達との話し言葉や流行の言葉も使わない。「超~」「やっぱ」「ていうか」「自分的には」等は不可。
⑤自然な笑顔が出せれば言うことなし。

【4】退室
①「これで終わります」と言われたら、「ハイ」と言ってすぐ椅子の左横に立つ。
②「ありがとうございました」と言って一礼。ドアまで歩き、面接官の方へ向き直る。
③「失礼します」と言って一礼。ドアを開けて退室し、静かにドアを閉める。後ろ手で閉めない。
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