帰国生受験のポイント④

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学び
⑤小論文・面接練習の数をこなす。
 学力はトフルのスコアや成績証明書などで確認することができますが、学力ではない人間性をどうやって見るかということになると、代表的な評価方法は「面接」と「論文」です。これはある人物の中身を知りたければ、「何か質問をぶつけてしゃべってもらう」「何かテーマを与えて書いてもらう」という2つの方法が最も手っ取り早いからです。したがって、「しゃべれば面接、書けば論文」(本質的には両者は同じもの)ということになり、「自己の内面」(考え、志、意欲、展望、ビジョンなど)を何らかの形で表現する技術(「プレゼンテーション」)、相手(試験官・採点者)がそれをどう見るかという視点(「評価する側の視点」)が必要になるのです。
【PREP(プレップ)法】
プレゼン資料や上司への報告書などの「ビジネス文書」を作成する際に用いられる「文章構成のひな形(定型書式)」の事ですが、小論文にも使えます。HPなどでの体験談の構成にも使われています。
①Point:文章の要点部分です。最初にまず結論を述べます。
②Reason:Pointで述べた結論の理由を説明する部分です。
③Example:Reasonで述べた理由を裏付ける、具体的な例を説明する部分です。
④Point:文章のまとめ部分で、最後にもう一度結論を述べます。
【トークの達人】
 「トークの達人」と呼ばれる人達は「セルフ・トーク」「ケース・トーク」「コンセプト・トーク」「データ・トーク」の4つを駆使しています。「セルフ・トーク」と「ケース・トーク」を合わせて「エピソード・トーク」とも言います。例えば、「高校からアメリカに留学して、いっぱい友達もできました」と漠然と言うより、「アアメリカで学生数3000人の現地校に行き、20カ国から集まる留学生とも交流して、世界に人脈が広がりました」と数字を入れると(データ・トーク)、聞く側ははるかにイメージがしやすくなります。
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