今日のマインドセットは、
【矛盾をたくさん受け入れなさい!】です。
これは日本の学校教育の
弊害の1つだと思っているですが、
どうしても多くの人が
1つの答え・正解を探そうとしてしまうんですね。
過去の僕もそうでした。
どこかに答えがあるんじゃないか
って必死に探してたんですよ。
でも、ビジネスに限らず、
スポーツの世界でも、
芸術、音楽、精神、肉体、感情、人間関係、
すべてにいえることは、
答えは1つではない
ってことなんですね。
ただ、日本の学校教育では、
テストに模範解答があって、
それと同じじゃないと×をつけられたり、
なぜかみんなで1つの答えを
出させたりすることってあると思います。
そのせいで、多くの人が正解は1つしかなくて、
その正解・模範回答がどこかにあると思って探したり、
2つ以上の正解があると
矛盾を感じたりしてしまっているんです。
僕が思うに「正解がたった1つしかない」ことの方が
不自然だと思ってます。
例外は数学ぐらいです。
数学は1+1=2という
答えが1つしかない世界ですが、
それ以外の世界になったとたんに、
1+1=5なんじゃないか?
って考えても間違いじゃないんですよ。
それを、
「1+1=2以外にはありえない!」
「それ以外の答えは絶対に間違いだ!」
みたいに考えるから
「1+1=5って考え方をしてもいいんですよ」
って伝えても理解できなかったり、
矛盾を感じてしまうと思うわけです。
正直に言って欲しいんですが、
「〇〇は矛盾したこと言ってるな」
って思ったことないですか?
あの時は1つのことに集中しなさいって言ってたのに、
今日は色々やりなさいって言ってて、
〇〇は矛盾してる!
間違いだ!詐欺師だ!
みたいに思ったことないですか?
もし、矛盾を感じたことがあったら、
それは当然なんですね。
なぜかというと、
答えは一つじゃないから。
子育てしてる人はイメージしやすいと思うんですが、
同じ兄弟でも性格も違えば
タイプ・考え方って全然違うじゃないですか。
これって双子であっても
全く同じってあり得ないですよね。
どこか必ず違いがあります。
それなのに、
「子供はみんな同じだ!」って考えて
教育してたらどうなりますか?
本当にその子のためになりそうですか?
ですよね。ならないと僕も思ってます。
1つの見方・考え方・伝え方しかしないのは
親や教育者のエゴだと思ってるんです。
もしくは、教え方をしらない
無知なヒトだと僕は思います。
それよりも、
子供たちに矛盾をたくさん教えてあげる。
気づかせてあげる。
むしろ、矛盾って考え方ではなくて、
みんな違っていてあたりまえ。
答えが1つじゃなくて当たり前。
そういうことを教えるべきだと思うんですね。
だから、僕が生徒さんに伝える時も
必ず矛盾があると思います。
「あの時の〇〇の話と違うじゃないか!」
って思うことがあるはずです。
僕以外にも、世の中にはたくさんの
矛盾が存在しているはずです。
でも、それを一旦受け入れて欲しいなと思います。
あなたはどう思いますか?