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日本のSNSの媒体別の年代別シェア

【10代】
・TikTok: 100%
・Twitter: 8.4%
・LINE: 7.9%
・Instagram: 7.1%
・YouTube: 5.6%
・note: 1.1%
・Facebook: 0.9%

【20代】
・Twitter: 40.2%
・Instagram: 37.1%
・LINE: 26.9%
・YouTube: 25.5%
・TikTok: 15.7%
・note: 1.7%
・Facebook: 1.3%

【30代】
・LINE: 37.5%
・Twitter: 26.5%
・Instagram: 25.9%
・YouTube: 21.2%
・Facebook: 12.1%
・note: 2.2%
・TikTok: 1.9%

【40代】
・LINE: 39.4%
・Twitter: 26.1%
・Facebook: 22.3%
・Instagram: 13.2%
・YouTube: 11.4%
・note: 2.4%
・TikTok: 0.7%

【50代以上】
・LINE: 46.1%
・Facebook: 30.1%
・Twitter: 11.3%
・Instagram: 4.9%
・YouTube: 4.4%
・note: 0.9%
・TikTok: 0.1%

日本の主要なSNS媒体
【Twitter
・ニュースや情報収集
・自己表現やつぶやき
・交流やコミュニケーション
・プロモーションやマーケティング
・リアルタイムのトピックやイベントの情報共有

【Instagram】
・写真や映像の投稿や共有
・フォロワーとの交流やコミュニケーション
・ファッション、美容、グルメ、旅行などのライフスタイルの共有
・個人ブランドや商品のプロモーション
・ストーリーズ機能を使った日常の一コマや裏側の共有

【LINE】
・メッセージのやり取りやチャット
・グループチャットでのコミュニケーション
・ライフスタイル情報やニュースの配信
・友達や家族とのビデオ通話や音声通話
・LINE Payを利用した決済や送金

【Facebook】
・友達や家族とのつながりやコミュニケーション
・ニュースや情報収集
・イベント情報の共有や参加
・グループコミュニティの参加
・広告配信やビジネス用途のプロモーション

【TikTok】
・短い動画コンテンツの投稿や共有
・音楽やダンス、芸術などの表現
・クリエイターとのファンやコミュニケーション
・トレンドの動画コンテンツの共有
・広告配信やマーケティング

1990年代後半に出現した「Friendster」が最初のSNSとされています。その後、2000年代に入り「MySpace」や「Facebook」、「Twitter」などが登場し、SNSの普及が進んでいきました。
人々はより簡単にコミュニケーションを取ることができるようになりました。また、SNS上での情報共有や交流が、個人の情報収集やビジネスなどの目的にも利用されるようになり、SNSは社会的にも重要な役割を果たすようになった事で、プライバシーやネットいじめなどの問題も顕在化してきました。全世界から多くの人が利用し、個人情報が漏洩や迷惑行為が同時に増えてきました。

問題点

フィルターバブル
SNSは、個人の興味や嗜好に合わせて情報をフィルターし、表示するため、自分自身が興味を持つ内容のみが目に入ります。このため、自分自身が思考や見解を狭めてしまい、現実と異なる認識を持ってしまうことがあります。
フェイクな世界観
写真や動画を加工して美化し、自分自身や自分の周りを良く見せようとする傾向があります。また、SNS上では成功体験や楽しい瞬間が強調されるため、自分自身の生活がつまらなく感じられ、不安やコンプレックスを抱えることがあります。
承認欲求
いいねやフォロワー数などの数値が自分自身の評価や価値を表すことがあり、承認欲求が高まってしまいます。このため、自分自身を変えたり、演出したりすることで、より多くのいいねやフォロワーを獲得しようとする傾向があります。
人間関係
SNS上の人間関係は、現実とは異なる偽りのものとなってしまうことがあります。SNS上では、自分自身が良く見せたいという気持ちが強く、相手を傷つけたり、相手の意見を無視することがあるため、現実的なコミュニケーションとは異なる問題が生じることがあります。
以上のような要因から、SNSの依存性が高くなり、現実との乖離が大きくなってしまうことがあります。ですが、適度な利用や、自己管理をすることで、健康的なSNS利用ができるようになります。



社会的な側面


コミュニケーションツール
リアルタイムで情報を共有することができるコミュニケーションツールとして、個人や企業、団体などに利用されています。SNS上では、日常の情報や出来事を共有することで、現実的な交流が生まれ、人々のつながりを広げることができます。
情報発信
誰でも簡単に情報発信ができるため、個人や企業、団体などにとって、商品やサービスのPRやキャンペーンの告知、政治的なメッセージの発信などに利用されています。また、災害や事故などの緊急時には、情報収集や救助活動に役立つこともあります。
ソーシャルアクティビティ
SNS上では、グループやコミュニティを作成し、趣味や興味を共有することができます。これにより、同じ趣味や興味を持つ人々が交流し、社会的なつながりが生まれます。
オンライン教育や学習支援
教育や学習の場でも活用されています。例えば、オンライン授業やウェブセミナー、勉強会などに利用されることがあります。また、学生や研究者が情報収集や研究交流をするためのネットワークとしても利用されています。
以上のように、SNSは、コミュニケーションや情報発信、ソーシャルアクティビティ、教育・学習支援など、社会的な側面があるため、現代社会において欠かせない存在となっています。


道徳の低下


プライバシーの侵害
プライバシーに関わる情報が簡単に公開されることがあります。また、個人が無意識に自分自身の情報を投稿してしまうこともあります。このような行為は、他者のプライバシーを侵害し、個人の尊厳を傷つけることにつながります。
偽情報の拡散
投稿された情報の真偽を確認することが困難であるため、偽情報が拡散されることがあります。これにより、人々が誤った情報に基づいて判断を誤ることがあるため、社会的な信頼性が低下することにつながります。
サイバーいじめや誹謗中傷
匿名での投稿が可能であるため、サイバーいじめや誹謗中傷が行われることがあります。これらの行為は、被害者の人格を否定し、心身に悪影響を与えることがあるため、道徳的な問題として深刻な問題です。
表現の自由の侵害
投稿内容が規制されることがあります。この規制が過剰である場合、表現の自由が侵害されることにつながります。一方で、表現の自由が過度に優先されると、社会的なルールやモラルに反する投稿が許容されることにつながるため、適切なバランスが求められます。

運営するSNS企業の本当の狙い

利益を追求することです。利用者を増やすことは、そのための手段の一つです。利用者が多ければ、広告収入が増えたり、有料サービスを提供することで収益を増やすことができます。
そのため、SNS企業は利用者の行動や嗜好を分析し、それに基づいてサービスを改善することがあります。

SNS側とユーザーの目的が一致する部分は、SNSを利用することで交流や情報収集、自己表現を行うことなどで、コミュニケーションを取る手段として、また情報収集の場として重要な役割を果たしています。

しかし、SNS側とユーザーの目的が一致しない部分もあり、SNS側は利益を追求することが最大の目的と利用者を依存させることで収益を増やすことがあります。一方でユーザーはSNSに依存してしまい、現実の人間関係や活動から遠ざかってしまうのも事実です。

承認欲求
現実社会での人間関係が希薄になったり、自己肯定感が低下してしまうことで、SNS上での自己主張や承認欲求の充足に執着するあまり、虚偽の発信や誹謗中傷を行ってしまうのです。更に、SNSから離れられなくなり、社会生活に支障をきたすことも考えらるため、適切な利用方法を見つけ、現実社会とのバランスを取りながら、SNSを利用することが重要です。
SNSの利用による依存症やストレス、孤独感、メンタルヘルスの問題に関する研究や、SNS上での誹謗中傷の被害者の心理や、SNS上での誹謗中傷に対する法的対策についての研究などがあります。

「Social Networking Sites (SNS) and Mental Health: A Review of the Research」(2017年)
この論文は、SNS利用がメンタルヘルスに及ぼす影響についての研究のレビューです。結論として、SNS利用がメンタルヘルスに悪影響を与える可能性があるとされ、SNS利用とうつ病、不安、ストレスなどの関連が指摘されています。

「The Relationship Between Loneliness and Social Media Use in College Students」(2017年)
この研究は、大学生の孤独感とSNS利用との関連について調査したものです。結果として、SNS利用が増加するにつれて孤独感も増加する傾向が見られたと報告されています。

「Effects of social media on college students」(2016年)
この研究は、大学生のSNS利用が学業成績に及ぼす影響について調査したものです。結果として、SNS利用が増加するにつれて学業成績が低下する傾向が見られたと報告されています。

「Impact of Social Media on Youth Mental Health」(2020年)
この論文は、若者のメンタルヘルスにSNS利用が与える影響についての研究のレビューです。結論として、SNS利用が若者のメンタルヘルスに悪影響を与える可能性があるとされ、SNS利用とうつ病、不安、自尊心の低下などの関連が指摘されています。

SNSの中毒性


脳内報酬系への作用:
脳内報酬系に作用して多量のドーパミンを放出し、快感をもたらします。同様に、SNSの利用も脳内報酬系に作用し、新しい情報を得たり、コメントやいいねなどの反応を得ることで、快感をもたらします。

トレランス:
中毒性がある物質や行動を繰り返し行うと、徐々にその効果が減衰していくことがあります。同様に、SNSの中毒性も、時間の経過とともに薄れ、より多くの情報や反応を求めるようになることがあります。

喜びと罪悪感のサイクル:
SNSの中毒性も、反応を得たときに喜びや満足感を感じる一方で、長時間利用したり、他人を批判したりすることで罪悪感を感じることがあります。

生理的反応:
例えば、ニコチンによる喫煙者の手の震えや、アルコール中毒者の離脱症状などです。同様に、SNSの中毒性も、離脱症状として、焦燥感や不安感、イライラなどの生理的反応を引き起こすことがあります。

SNSから離れる方法


利用時間を減らす
最初のステップは、SNSを使用する時間を減らすことです。たとえば、1日のうちの特定の時間だけSNSを使用するようにし、その他の時間は別のアクティビティを行うようにします。また、モバイルデバイスからアプリをアンインストールすることで、自分自身を制限することもできます。

代替アクティビティを探す
SNSに代わるアクティビティを見つけることも重要です。例えば、読書、映画鑑賞、ヨガなどの趣味を探すことができます。これらのアクティビティにより、SNSに依存しないようになることができます。

SNSの利用目的を見直す
SNSを使用する目的を見直すことも重要です。SNSは、友人や家族とのコミュニケーションを容易にするために作られました。しかし、現在では、SNSは承認欲求を満たすためのツールとして使用されることがあります。SNSの利用目的を見直し、それに合わせた使い方をするようにしましょう。

ソーシャルメディアデトックスを試す
SNSから離れるために、ソーシャルメディアデトックスを試してみることもできます。これは、一定期間SNSから完全に離れることを意味します。例えば、1週間、1ヶ月など、時間を決めてSNSを利用しないようにします。この期間中に、代替アクティビティに取り組むことで、SNSへの依存を軽減することができます。

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