①キーワードを入れる(検索の仕組みを理解する)
まず大前提として、サービスタイトルにお客さんが検索するであろうキーワードを入れておく必要があります。
なぜなら検索システムというのは、検索窓に入力されたキーワードがタイトルに入っているサービスを検索結果として表示しているからです。
たとえば、名刺デザインを依頼したい人が検索窓に「名刺」と検索したときに、サービスタイトルに「名刺」というキーワードが含まれているサービスが検索結果に表示されます。
逆にキーワードがタイトルに入っていないと、検索結果には表示されません。これが基本です。
補足として、キャッチコピーや本文にキーワードが含まれていても検索に引っかかりますが、絶対タイトルのほうに含めるようにしましょう。なぜなら下記の通りに優先順位があるからです。
①タイトル
②キャッチコピー
③本文
検索のシステムはまずタイトルにキーワードが含まれているサービスを検索結果に表示し、次にキャッチコピー、最後に本文というように①〜③を段階的にチェックし検索結果に表示します。
これはココナラに限らず、ネット検索すべてに通ずる概念ですのですので、しっかり覚えておきましょう。
「そんな当たり前のことをいまさら…」と思うかもしれませんが、
普段は消費者として検索行為をしていても、いざサービス提供側になるとキーワードのことが頭からスッポリ抜け落ちてしまう人やは必ずいます。
そんな方に向けての章でした。
②キーワードを工夫する
検索結果といっても1ページ目上位にこなければ、あなたのサービスが閲覧される確率は低くなります。
ココナラに出品しても売れない…
と嘆いている多くの人が抱える問題はこれです。
原因はズバリ、キーワードがライバルと被っていることです。
前述した名刺の例で言うと、「名刺 作成」と検索すると無数のサービスが表示され、
上位を占めるのは取引実績の多い出品者や前週の販売額が大きい出品者となります。
あなたのサービスが上位表示されない原因はコレだったんです。
原因の解消法として、キーワードをズラしたり追加したりすることが有効です。
まず、”キーワードずらし法”から。
「名刺 作成」 の例で言うと、「作成」 を「制作」 や 「デザイン」 に変えることができます。
名刺を作りたい!という意図は同じでも、人によって検索窓に打ち込むキーワードは異なります。
つまり、名刺+〇〇 の◯◯の部分にライバルが使っていないキーワードを入れるということです。
これが「ズラす」という方法。
次に、”キーワード追加法”
これはキーワードを3語、4語と追加していく方法です。
例えば、「名刺 作成 おしゃれ」というようにキーワードを増やして具体化するイメージ。
「おしゃれ」以外にも「かわいい」や「かっこいい」「シンプル」といったテイストに関するキーワードや、
「短納期」や「即日」といった納期に関するキーワードなどなど、「安い」「格安」「コスパ」といった価格に関するキーワードなど
追加するキーワードは様々。
これが「キーワード追加」という方法。
ここまでやっているライバルは少ないので、上位表示を狙いやすくなります。
ぜひ試されてみてください。
③どんなキーワードが検索されているのかわからない…
そんな方にキーワード調べる方法をお伝えしていきます。
1.ココナラ検索サジェスト
ココナラの検索窓にキーワードを入力すると、よく検索されているキーワードがズラーッと出てきます。
これをサジェストと言います。
サジェストは多くのユーザーが実際に検索しているキーワードを表示してくれるので、キーワード選びに役立つ機能です。
ただ、その時々でキーワードが変化するのでこまめにチェックしてタイトルをいろいろ変えてみることをおすすめいたします。
2.ラッコキーワード
このツールはGoogle検索されているキーワードの傾向をチェックできます。
画像では見切れてしまいますが、五十音順にズラーッとキーワードが並んでいます。
ココナラよりもはるかに多くの検索キーワードを調べることができ非常に便利で私も愛用しています。
ただサービス購入につながらないようなキーワードも含まれています。
たとえば、名刺を依頼したい人が「名刺 交換」と検索しますでしょうか?
しないですよね。
つまりGoogle検索はココナラ検索と違い、サービスを購入したい人だけでなく、調べ物をしたい人の検索キーワードも含まれているということです。
その点、注意が必要となります。
ではキーワード選定の練習です。
下記の画像でサービス購入に繋がるキーワードはどれでしょう?
正解は、
名刺 イラスト
ですね。
すなわち、堅苦しい名刺ではなくイラストを用いたポップな名刺が欲しい人が
検索しているということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
①検索キーワードの表現を変える「ズラし法」
②検索キーワードを増やすして具体化する「追加法」
この2つを使ってタイトルを作成すれば、あなたのサービスが検索にかかりやすくなり、かつ、上位表示される確率がグンとアップするはずです。
是非、お試しください。