本人一年生仮説

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<本人一年生仮説>とは、というか勝手に私がそう名付けているだけなのですが、当の本人はいつまでも自分のことをよく知らない一年生のようなもので、常に理解に努めていく必要がある、というニュアンスで使っています。

 何年も「本人」を生きていると、いつのまにか自分のことを知った気、ベテランになった気になってしまいます。これは決して大人に限った話ではなく、10代の若者にもあてはまります。この思い込みが壁となって本人を必要以上に追い込んでしまう、というケースを何度も体験しました。

 この仮説は、停滞感を覚えてしまっている人に、いつまでも未熟者、いつまでも自分に対して好奇心を持ち続けること、いつまでも新鮮に自分と対話してよいことを許可します。また、自分自身を客観的に観察し、検証し、修正し、更新し続けていく姿勢を生みます。

 謙虚に生きる、向上心をもって生きる、とまとめてしまえばそれまでなのですが、やはり表現というのは大事です。自分自身にしっくりくる表現で、普遍的な価値観を自分自身に言い聞かせる。こういう過程でまた新しい自分を発見できる。

 日々更新されていく自分を楽しみ、今日も新鮮な人生を歩みましょう!

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