コミュニュケーションの悩みの専門家、近藤です。
「完璧なプレゼンをしたい」というのは、向上心があって素敵なことです。
そう思う方に、私は少し誤解もされていると感じています。
1時間のプレゼンに完璧な準備で臨んだとします。
多くの場合、盲点があります。
プレゼンの目的は「内容を相手に伝える」こと。
聞いているのは誰? 誰に伝えたい?という視点です。
完璧な話の盲点は、一番の肝、目的を忘れがちになることです。
素晴らしく良い話をしても、内容が専門的過ぎて、相手の人が理解できないとしたら?
話が長すぎて、相手が飽きてしまい 聞く耳がないとしたら?
そうです、聞き手のことを思うことが大事。
例えば、分かりやすい例え話をいれる、場を和ませる冗談をいう。
それが、とても効果的なことがあるでしょう。
聞いている人の表情を見ながら、伝わっていない気がしたら話を少し変える。
一言一句完成させた話より、臨機応変な対応がよいこともあります。
完璧を目指すが、かえって伝わりにくくしたり、変な緊張になることがあります。
80点でもいい、聞いている人に焦点を合わせる心がけが、伝えるためには大事です。