あなたは何かを無料でもらったり、
他人から親切にされると嬉しいですか?
多くの人は受け取ることが好きであり、
中でも得したと思うことに喜びを感じることが多いと思います。
ですが一方で受け取り方が上手ではないとも思っています。
そのため多くのものやことを受け取れていないように感じます。
それはなぜか?
答えは「まず先に受け取ろうとするから」です。
出すほうが先
・お金は出入金
・ドアは出入口
・国は出入国
どれも最初に必ず「出」が先にきていますよね。
つまり物事は出る(出す)ほうが先なのです。
しかし多くの人はこれらを逆に捉えています。
※お金は一般的には「入出金」と言われていますが、
その順番だからこそ受け取れていないと感じています。
特にお金に関しては
「なるべく出したくないけどなるべく受け取りたい」
と考えている方がほとんでしょう。
たしかに気持ちは理解できます。
僕もそう思っていました。
しかしそうではないですし、
その考え方はむしろ場合によっては危険だと言えます。
自分の考え(結論)には裏側(理由)がある
自分が考えていることには顕在意識で考えた考え(結論)と、
その考えの裏付けや支えとなる無意識の考え(理由)があります。
考えや意見とはこの2つがセットになっています。
コインは裏と表があって始めて成り立つように、
考え(結論)もそれ単体だけでは存在せず、
必ずそれを考えた理由があります。
プラスがあるからマイナスが存在するように、
結論があるから理由が存在するはずです。
例をあげましょう。
「お金はなるべく出したくないけど多く受け取りたい」
この考えの表(結論)はこれですよね。
しかし結論には必ずその結論を出した理由が存在するはずです。
「なんでそう思ったのか?」
必ずこれがあるはずです。
この考えの支えとなる思考(無意識)は大抵の場合、
「今お金が十分にないから」
でしょう。
※そもそも今十分にお金があり豊かだと感じていれば、
なんでも無料でもらうことやお得ということにこだわらないはずです。
そして実際にお金を持っている人ほど最初にお金を払っています。
これは一見「お金を持っているから払える」と考えがちですが、
そうではありません。
「今十分にあると感じているから(受け取るために)先に払う」
と考えているのです。
お金を持っている人はこの法則を知ってか知らずかはわかりませんが、
いずれにせよ実際に行っているのです。
「笑う門には福来たる」
このことわざからもわかるように、
笑うから福がくるのであって、
福がきたから笑うのではありません。
量子論でもスピリチュアルでも「先に望む状態になる」と同じことを言っています。
返報性の法則
あなたは他人から何か良くしてもらったときに、
「次は何かあったら優先的にこの人に良くしよう」
と思ったことはありませんか?
もらったらお返しをするというのは人の返報性の法則によるものですが、
これも「受け取りたければまずは与える」ことに当てはまります。
先に与えるから受け取れるのです。
世の中の大半の人は受け取りたがっており、
得をしたいと感じています。
しかしそのような人たちの現実は果たして望んだだけ受け取れているのでしょうか?
得をしたいと思っている分だけ得するができているのでしょうか?
僕も以前はこのように考えていましたが、
望むだけ受け取ることはできませんでした.
なぜなら無意識の考えが「足りない」だったからです。
(足りないから)もっと受け取りたい
(十分にないから)少しでも得をしたい
無意識で足りない・十分にないと考え、
そこから行動をすることで、
それ(足りない/十分にない)が現実となっていました。
しかしそうはいっても本当にお金がない時もあるでしょう。
お金がないから払えない、
払えないから入ってこない
このループに陥っている方もおられるでしょう。
果たしてその場合はどうすれば良いのでしょうか?
もちろんそのような場合でも解決策は存在しています。
(解決策と問題もセットで存在しています)
さて、
ここから先は有料ですが、
有料と聞いてどう感じましたか?
「え、有料?」
中にはそのように思われた方もおられるでしょう。
そのような方は「なぜそう感じたか?」をよく考えてみてください。
前述のような理由でなければ良いのですが…。