評価、価値とは何か?

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価値あるものが、必ずしも評価されているとはかぎらない。また反対に評価されているものが、必ずしも価値があるとは限らない。むしろ、価値と評価は一致していないことの方が多い気がする。

たとえばある芸術家の作品が生きている間はあまり評価されていなかったが、その芸術家が亡くなった後に高く評価されることはそれほど珍しくない。このように評価は変わったりすることはよくある。しかし、価値についてはどうなのだろうか?

一流の芸術家は、自分の命や魂を削るような思いをして作品をつくりあげている。むしろ作品に込められた芸術家の思いも作品の一部として捉えるべきだろう。

他者から受ける評価は変わっても、その作品に込められた芸術家の思いに変わりはない。芸術家にとって自分の作品がどのように評価されていようと、作品の価値は同じなのである。

もしかしたら自分の人生という1つの作品も、それに近いのかもしれない。人生という芸術作品をつくり上げるためには、楽しいや嬉しいといった感情だけが必要なのではない。

人には言いにくいような失敗を繰り返したり、遠回りを重ねたり、人に見せないようにしている悲しみや劣等感があったり…これら1つ1つが作品をつくり出すために必要なピースであり、誰もがみな自分なりにより良い作品に仕上げようという思いを持っている。

ほとんどの人がオリンピックで金メダルをとったり、ノーベル賞受賞のようなすごい実績などあるわけがなく、なにか人から賞賛される素晴らしい業績などもない人の方が多いだろう。

足りないものは色々とあるが、自分の人生は誰のものでもなく、この世で唯一無二の作品として存在しており、それこそが自分の価値だと私は思っている。

評価は他者がするものだが、価値は、自分自身が見つけ出すことができるものなのである。


ここから先は余談です。
最近体調を崩していて、新しいブログをなかなか書くことができていませんでした。

ほんの少しずつですが、閲覧数が増えていき、うれしく思っていたところに、こんなことになってしまい、すいませんm(_ _)m

どれだけの人に受け入れていただいているのかはわかりませんが、できるかぎり定期的にアップしていきたいので、今後ともよろしくお願いします!


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