経験がイメージを深め、人の気持ちの理解も深める

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人は自分が経験したことにはイメージしやすいが、経験したことがないことについてはイメージがしにくい。また、イメージできるものに理解や共感がしやすいが、反対にイメージができないことには、どうしても理解がしづらくなる。

たとえば赤道付近の暑い地域で生まれ育った人が、北極あたりの寒い地域での生活をリアルに想像するように求められてもかなり難しい。酷寒での生活の辛さを想像することもまた難しいだろう。

このことから考えると、いろんな経験をしている方が、いろいろなイメージをしやすいことになる。また、イメージがしやすい分、結果的に人の気持ちについても理解や共感がしやすいことにもなる。

波瀾万丈といえるような経験を積んでいる人の方が、いろんな種類の困難を経験している分、困難の種類ごとに起きる影響や苦しさなどをリアルにイメージでき、結果的に人の痛みもわかることが多いのも頷ける。痛みを伴う経験が、人の痛みの理解を深め、自分という人間も深めているのである。


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