WordPressテーマの選び方

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ビジネス・マーケティング
WordPressの魅力の一つに、いろいろなテーマがあり外観や機能などを「着せ替え」できることです。

有料無料問わずに数多くのテーマがあるので、初心者の方は迷ってしまうことも多いでしょう。

もちろん正解はありませんが、今回はWordPressのテーマを選ぶ際に気を付けておくと良いことを考察してみましょう。

デザインだけで選ばない

WordPressのテーマとは、簡単に言うと洋服のようなものです。

選んだテーマによってデザインや機能が異なり、HP(ホームページ)やLP(ランディングページ)の印象も大きく変わるでしょう。デフォルトの状態でもいくつかインストールされていますが、他にも自分で自由に選ぶことができます。つまり、「着せ替え」が可能です。

テーマをWordPressの管理画面上で選ぶことができるのですが、たくさんのテーマのサムネイル写真を見ていると「カッコ良さそう」なのが良く見えてきます。

もちろん、カッコ良いテーマで良いデザインで作ることはできるでしょう。ただし、HP(ホームページ)やLP(ランディングページ)は作ってからが本番です。

常に改善・改良をしていなければなりませんが、その時に使いづらかったら本末転倒です。

デザインは判断要素の一つではありますが、それだけで決定しないようにしましょう。

目的に応じて選ぶ

HP(ホームページ)を作る目的やゴールを明確にしておくことも重要です。

例えば、LP(ランディングページ)専用のテーマもあります。このようなLP(ランディングページ)専用テーマにはLP(ランディングページ)で使われることが多いCTAボタンのバリエーションやビジュアル的な見せ方ができるデザインがインストールされていることが多いです。初心者がそれなりにカッコいいLP(ランディングページ)を完成させることも可能です。

その他、ブログ向きのテーマ・デザイナー向けにカスタマイズ前提のテーマなど用途や目的に応じて山のようにテーマがあります。

導入して「使いづらい」とならないように、目的に応じてテーマを使い分けましょう

プラグインを入れすぎてもダメ

WordPress(ワードプレス)のメリットの一つにプラグインの豊富さがあります。欲しい機能をオプションで追加でき、必要なものに絞って機能を拡充させることもできるのでとても良い仕組みです。

しかし、プラグインは相性などもあり数多くインストールするとバグが出る場合があります。その場合はアンインストールなどの対策をしないといけないのですが、初心者の方にはなかなか難しい場面もあるかもしれません。

そこで初心者向きのテーマを利用すると当初から必要そうな機能がプラグイン追加なしでも機能が利用できる場合があります。

なるべくなら、プラグインを多く利用しなくても活用できるテーマを特に初心者の間は意識すると良いでしょう。

オリジナルテーマが必ずしも良いわけではない

Web制作やWebデザイナーの提案文に「完全オリジナル」で制作します、という文言もよく見かけます。どういった意味合いで使われているのか、個々のWeb制作者やデザイナーによって詳細は違うと思いますが「オリジナルテーマで作ります」、言われる場合にはメリットとデメリットがあります。

《メリット》
・完全にオリジナルなので差別化がしやすい
・デザインも自由にできる
・動きのあるサイトにも対応ができる
などが、あります。

一方《デメリット》としては、
・メンテナンスがしづらい(制作者にずっと依存)
・高額になる
・納期に時間がかかる
ことなどが考えられます。

オリジナルテーマの弱点は「制作者しかいじれなくなる」ケースが多いため、保守管理をずっとお願いしないといけなくなります。既存テーマの利用であれば、会社が事業でテーマ制作しているケースも多いので、制作者の手から離れても「テーマ開発元」としてアップデートし続ける場合が多くなります。

それにより制作者の手から離れても一定のメンテナンスは継続されている状態であると言えるでしょう。

「オリジナルテーマ」もメリットデメリットがありますので、それぞれをよく検討して判断しましょう。

まとめ

WordPressのテーマ選びで失敗しがちなのは「デザイン」で選ぶことです。デザインの自在さを求めてデザイナーにオリジナルテーマで制作依頼することもあるでしょう。

しかし、それぞれメリットデメリットがありますのでデザイン以外の側面もキッチリ理解して、テーマを選んでいきましょう。
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