HP(ホームページ)やLP(ランディングページ)のコンテンツにどのようなものを入れようか?というお悩みの個人事業主や中小企業経営者も多いでしょう。
頭の中ではわかっていても、いざアウトプットしようとするとうまく表現できない…ということは考えられます。
しかし、コンテンツの切り口をある程度事前に決めておくとそのカテゴリに沿ってアウトプットしていくことになり、情報の整理がしやすくなります。
また、それが取りも直さずその情報を見たユーザーにとって「自分でこの会社を選んだ」という理由付けにもなるでしょう。
今回はコンテンツの4つの切り口を紹介します。
事例・利用シーン
まず、前提として今回は「商品・サービスページ」のコンテンツの切り口です。
当たり前ですが、ブランド力の弱い我々個人事業主や中小企業は商品・サービスで差別化が必要であり、その差別化についてHP(ホームページ)で説明するべきです。
まず、一つ目の切り口としては「事例・利用シーン」です。
商品・サービスページと言うと「機能」や「特長」に縛られがちですが、お客様に「自社商品やサービスの使い方」を教えてあげることはとても重要です。
これは対面の営業と同じではないでしょうか?
対面の営業をするときに「事例紹介」はかなり有効です。これをHP(ホームページ)でも掲載すると、お客様も自分たちに置き換えて考えてくれるでしょう。
機能・付加価値
商品の機能やスペックももちろん大切です。
ですが、さらに重要なことはそこか生み出される「付加価値」です。特徴の説明だけでなく、こういうメリットがありますという説明は必要でしょう。
特に個人事業主や中小企業は例えば「地域密着型ですので、小回りが利く・柔軟に対応できる」というメリットは商品そのもの価値だけではなく、プラスαで提示できる【サービス】です。
価格
ここは経営戦略上重要な情報です。
低価格路線で行くのであれば「比較表」などは有効でしょう。また、〇%の差・〇倍の安さといった比較表の補足画像等もあると目につきやすいでしょう。
ただし、安かろう悪かろうではダメですし、顧客属性にも影響があるのでどにょうに掲載するかはWeb制作者と十分に打ち合わせしましょう。
理念・社風・ブランド
これも差別化要素です。
ブランド理念・社風などはUSPになりやすく、他社との「持続的競争優位」の源泉です。
「誕生ストーリー」「開発秘話」なども含めて、「〇〇社だから選んだ」とユーザーが選べる理由を作りましょう。
まとめ
今回は、「商品・サービスページ」のコンテンツの切り口について考察しました。対面の営業でも同じですが、お客様に「自分で選んだ感」を感じてもらうことは重要です。売り込みが嫌われるのは対面でもWebでも同じです。
「いやらしくない厚かましさ」をHP(ホームページ)で表現し、BtoBであれば購入ユーザーが稟議書を書く手伝いをしているというイメージで構成するとわかりやすいでしょう。