検索ユーザーの3つのパターンを理解する

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ビジネス・マーケティング
普段自分でネット検索をする場合「これはどのパターンかな?」ということは考えずに検索をしていると思います。

しかし、ユーザー調査をして自社の売上や集客向上につなげたい場合は、ユーザーの「検索意図」を理解しておくことがとても大切です。

今回はユーザーの検索意図を大きく3つに分類し、それぞれについて簡単に考察します。

購入型

ある商品やサービスを購入予定でネット検索しているパターンです。

「比較検討」している場合も多いでしょう。言い換えると「顕在客」と言ってよいでしょう。つまり、「今すぐ」購入する可能性が高くそのための情報を収集していると考えられます。

具体的にキーワードで考えると…
・「スマホ 購入」
・「FP2級講座 資料請求」
・「パソコン 安い」
・「(飲食店の名前) 口コミ」
等が、考えられます。

資料請求も購入に向けてのステップアップにつながりますので、「購入型」に分類して良いでしょう。

また、顕在客ということは検索型リスティング広告とも相性が良くなります。

情報収集型

こちらは「潜在客」が多くなります。改めて潜在客とはニーズが顕在化していない=自分でニーズに気づいていない顧客なので、さまざまな角度からの情報提供が必要です。SNSでの発信も基本的にはこのカテゴリに属すると考えると良いでしょう。

また、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の観点からみると、一旦リストとして囲い込んでからLINEやメルマガで情報提供するパターンも考えられます。

具体的なキーワードで考えると・・・
・「パソコン 選び方」
・「(飲食店名) おすすめ」
・「スマホ 使い方」
等が、考えられます。

情報提供側で気を付けることは、「売り込みをしない」と言うことです。

この段階で売り込まれても嫌悪感があるだけです。

また、このパータンは前段落の「顕在客」に育て、そこから購入してもらわないといけないですので内部リンクや導線を意識することも重要です。

指名

会社名やサービス名そのものをキーワードとして検索するパターンです。

この場合、媒体外で知名度や認知度がある前提です。大手企業が多くなりますが、中小企業でも知名度や認知度を測る手段として指名キーワードでの検索数や反響数もチェックしておくと良いでしょう。

まとめ

普段ユーザーとしてネット検索を利用している場合は意識していないかもしれませんが、マーケティングやSEOの観点からは分類して対策することはとても重要です。

HP(ホームページ)やLP(ランディングページ)を制作する際も、ただデザインが良いだけでは投資対効果は得られないかもしれません。

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