高額の費用をかけてホームページを作ったけど、問い合わせがない・・・
そんな個人事業主や中小企業オーナーの方は数多くいらっしゃるのではないでしょうか?
Web制作のデキが悪い!?と怒る前に以下をチェックしてみましょう。
目的が明確になっていない
まずそもそもHP(ホームページ)制作の前段階の問題です。
制作ツールは今たくさんありますが、いきなり制作することはやめましょう!
HP(ホームページ)やLP(ランディングページ)は制作作業より前段階の方が重要です。
販促用ならLP(ランディングページ)の方が向く場合も多くありますし、ブランディグ・信用力向上などはサイト型のHP(ホームページ)が良いでしょう。
まずは、制作前に制作者とよく打ち合わせしておきましょう。
基本的なSEO対策ができていない
SEO対策は年々難しくなってきています。
プロが技術やスキルを駆使しても、なかなか難しい場合もあります。
しかし、基本的なSEO対策の知識やSEO的な発想は発注者であっても必要です。ただ、難しいことは考えなくて良いです。
大切なことは「ユーザーの役に立つ情報を提供する」ということです。
SEO対策はGoogle対策と言い換えても良いでしょう。Yahoo!もGoogleのシステムを利用しており、検索上位させるルールはGoogleの一存で決まります。
そして、Googleは「ユーザーの役に立つ情報を提供する」サイトを上位表示させると発表しています。
ですので、難しく考えすぎずユーザーの役に立てる情報提供を心がけることが重要です。難しい本格的な内容はプロに相談しましょう。
コンテンツが充実していない
前段落の「ユーザーの役に立つ」ために重要なことは、コンテンツを充実させることです。
ユーザーの検索意図に対して、回答するためには幅広い情報・一次情報・詳しい情報などが必要です。
これは必ずしもブログ記事だけではありません。動画や画像なども含めて、総合的にユーザーにわかりやすい、役に立つ情報提供が必要です。
スマホ対策をしていない
令和時代にスマホ対策は必須です。
検索者の大半はスマホからアクセスしています。スマホの小さい画面で見てもわかりやすいレイアウトや字の大きさなど細部へのデザインのこだわりも必要です。
制作後にスマホで実際に触ってみると良いでしょう。
デザインが古い
かっこよければそれで良いわけでもありませんが、とは言えあまりにダサいのはそれだけで離脱の原因となります。
前段落のようにデザインとは見た目のかっこよさだけでなく、スマホでも「視認性」「判読性」などに配慮した設計が必要です。
シニア向けの場合は字を大きくする、などターゲットに合わせた設計をしましょう。
コンバージョン対策ができていない
問い合わせにはユーザーは大きな心理的ハードルがあります。
問い合わせフォームに個人情報を入力し、「営業される覚悟」をするからです。
ですので、それを超えるメリットがないと問い合わせしません。
また、問い合わせフォームまで到達しても約3割は離脱します。入力中に「項目が多すぎる」「動作が遅い」などの原因があれば簡単に離脱してしまいます。
ユーザーの立場になってチェックしてみましょう。
まとめ
今回は中小企業が問い合わせを獲得できない理由について簡単に解説しました。
今回の見出しをチェックリストにしてHP(ホームページ)やLP(ランディングページ)を確認してみましょう。
次回は「対策編」です!お楽しみに!