嫌なことがあったとき

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コラム

みなさんは嫌なことがあった時、どうしていますか?

私は最近、とっても嫌なことがありました。
嫌なことが重なって、さらに体調不良も重なって、精神状態はとても悪くなりました。

私は心理士として働いているので、認知行動療法をお伝えする立場なので、知識は身についています。

「自分には嫌なことばかり起こる」、「本当についてない」と考えるネガティブな自動思考に対して、「本当に嫌なことばっかり起こっている?」、「本当に自分はついてないの?」と問いかけることの重要性は十分に理解しているつもりです。

でも、「嫌なこと」ではなく、「とっても嫌なこと」が起きたんです。
だから、考えている余裕なんてなく、頭痛もひどく、信頼できる人に弱音を吐いた後、逃げるようにしてベッドに入り、そのまま眠ったんです。

朝まで眠れたらよかったのですが、夜中に目が覚めてしまい、頭痛と吐き気で自分がストレスを感じていることを再認識しました。

ぽろぽろと涙がこぼれて、絶望的な気持ちになりました。
あの日は、自分が世界の中で一番不幸なんじゃないかと思ったんです。


でも、このブログを書いている今は、気持ちが落ち着いています。
嫌なことが終わったわけでもないし、解決したわけではありません。
出来事は変わっていないけど、私自身の気持ちは変化しています。

もちろん、認知行動療法を用いて、自分の考えや気持ちを変化させることが効果的な時もあると思います。
でも、気持ちが大きく動揺しているときにはそれどころじゃないこともありますよね。

ただ愚痴を吐き出し、ただただ聞いてもらいたい。そんな気持ちのときもあります。
少し落ち着いてくると、問題の解決方法を考えたいと思うようになるかもしれませんよね。

ご自身のタイミングに合わせて、必要なサービスを利用してもらえたらと思っています。

心理士といえども、私も同じ人間です。
いまだに悩み苦しみもがきながら生きています。

自分の経験を糧にして、今後も学び続けていきますので、少しでも皆様のお役に立てればうれしいです。






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