失ってはじめて気づく愛がある。

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こんにちは、占い師&スピリチュアルカウンセラーのクランベリー茉凛です。
12月になりましたね。この時期になると、街が慌ただしくなり、クリスマスの装いが1年の終わりを感じさせて、ある種の感傷を呼び覚ましますね。

私が(年代がバレる感あり(笑))好きなクリスマスの曲に、B'zの『いつかのメリークリスマス』があります。

この曲って、本当に名曲だなって思ってます。
メロディラインの切なさももちろんですが、歌詞が二人の思い出を、「僕」の現在に映し出し、時が止まったかのような哀愁とともに枯れてしまった絆をただ慌ただしい街中で抱きしめている・・そんな感じのとても切ない歌ですよね。

この曲を聴いて、いつも思うのが
「失ってみて気づく愛がある」「失う愛を知っており、そこから進むことができないことがある」ということなんですね。
この曲が、ただの失恋だったのか、死別だったのか、わかりません。
ただ気になるのが

部屋を染めるろうそくの灯を見ながら 離れることはないと
言った後で急に 僕は何故だかわからず泣いた
(いつかのメリークリスマス 歌詞より)

という部分で、なぜだかわからず泣いた、というのは、本当は悲恋になる運命がわかっていたから、と解釈することもできます。

人生はいつだって、変化が訪れます。
どんなに愛し合っても、心変わりや、どちらかの死が二人の歴史を抗えない運命の中で割いてしまうことだって、あるのです。



この曲とはまた少し違いますが、愛に胡坐をかくと、愛は死んでしまいます。
人って、当たり前になると、ありがたみを失うんです。
いつも隣にいてくれることは、当たり前でないのです。


愛が叶わない時、本当の愛を持ちながら立ち去る側は究極の愛を持っています。
それは、

「身を引く愛」です。

自分がいたら迷惑をかけてしまう。
そんな思いから、立ち去る決心をします。
(相手を憎んでの離婚とは違う、愛がある場合です)
だから、立ち去る側は、とても心が澄んで、前を向くことが出来ます。

そのように立ち去った人を、後から
「大切な相手だった」
と気づく人が多いです。
注いでくれていた愛情に、失ってはじめて気づく人が本当に多い。

あれは優しさだったんだな。
あの時のあの言葉は精いっぱいの愛情だったんだ。

そのように、思い出の端々で感じ取ることがあります。
当たり前の愛に慣れすぎると、失った時にそのような状態になります。

その時にはすでに遅く、運命の輪はその関係を過去として、時を刻んでいきます。失った愛を取り戻すことは、完全に無理とは言いませんが、難しいのです。
相手は覚悟をして立ち去っていることが圧倒的ですし、立ち去るということ自体が最後の愛を終えた結果なのです。
後から、その尊さに気づいても、遅いのです。
だから、愛を感じ取る力、感謝の心を持ちたいですし、後悔しないように生きたいなって思います。
いつだって、「今」が、私たちの全てなのですから。
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