セールスレターの大きな役目として読者のお客様を行動させなければなりません。
売りたい商品やサービスのただアピールだけでは、なかなか行動を起こしてくれないものです。
そこで行動を起こさせる書き方、セールスレターの作り方を知ることが不可欠。
人が行動を起こす時は2つのパターンがあると認識しています。
1つ目は行動すれば得な時。
2つ目は行動しないと損を被る時。
後者の方が、人は行動を起こしやすくなると言われています。
ですからセールスレターを作る時も、損を上手く演出することが重要となります。
セールスレターの書き方とは関係のない話ですが・・・
私は以前仕事を休んで、ある壁画を見に行ったことがあります。
特に壁画マニアではありませんが、壁画を見た友人からこう言われたのです。
「今、見逃したら、50年先まで見れないよ!」
「いい壁画だから見た方がいいよ」なら私は行動を起こさなかったに違いありません。
今見逃したら大損と認識したからこそ、わざわざ休みを取って出かけたのです。
まさにこの友人がやったことは、損の演出だと思います。
セールスレターでも1つ例を挙げて説明します。
企業に対して経費削減サービスを提供する会社のDMやFAXDMのコンサルティングを以前したことがあります。
家賃、電気代などの水道光熱費、銀行の振込手数料・・・そして社会保険料の企業負担の削減などバラエティ豊富な削減サービスを提供する会社でした。
彼らがそれまで出していたセールスレターを要約すれば・・・
「企業経費は削減できます。削減できれば利益を出したのと同じ効果が得られます」
と「得の演出」をしていたのです。
そこで「損の演出」の切り口でセールスレターを変更。
「知らない間に無駄を垂れ流しています。この損失をそのままにしていていいのですか?」
こんな感じでセールスレターを作り直すと見事に反応率がアップしたのです。
「損の演出」
セールスレターの書き方・作り方の大きなポイントです。