私って ❝インポスター症候群❞ だったんだ

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今まで抑うつ状態としか診断されたことがなかったのですが、前回のブログを書いた後に気になったので調べてみました。

私の症状とよく合うのがインポスター症候群。
なんじゃそれ、ですよね。

インポスター症候群とは、仕事において成功しているにもかかわらず、自分を過小評価していまう心理傾向、つまり自己不信感のことを言うんだそうです。

インポスターとは「詐欺師」や「ペテン師」の意味を持つ言葉なので、
「詐欺師症候群」や「ペテン師症候群」とも呼ばれている心理状態なんですって。
自己評価が低いゆえに人をだましているような感覚に陥ることからきているようですが、私にはこれは当てはまりません。

私が会社を辞めた理由は会社や上司から認められていないとかではなく、
部下から必要とされていないと感じたことです。
部下が自立しようと頑張った結果、私のところに来なくなり、私の仕事がなくなって自分が怠けているように感じてしまったんだと思います。

実際に会社からはストックオプションの権利を与えられるほど認められており、上司や部下からも引き止められました。
でも、負のスパイラルは誰にも止められなかったのです。

インポスター症候群の対処法は以下の通りです。
1. 事実に焦点を当てる
2. 自分の感情と向き合い、その感情を認識し、
  承認し、必要ない場合はそれを手放すこと。
3. 孤立感・孤独感を抱きやすいので、
  その気持ちを誰かと共有する。
4. 実用的なアドバイスをくれたりサポートを
  してくれる人=メンター を見つける。

私は経歴からもわかるように理系女子です。
仕事上、事実を客観視する習慣があったので、
人をだましているという感情は抱かなかった
のだと思います。

会社を辞めることになったのはメンターがいなかったからに
他ならないと今になって思います。

でも、ストックオプションの権利を行使する前に辞めたことは、
後悔先に立たずとはいえ、悔やみきれません。
そのときにメンターがいてくれたら・・・

前回のブログで
周りがすべて敵と感じるタイプ(自分の責任ではない)
と表現しましたがその要因は心理で証明されている
 ❝ダメな人ほど評価が高い❞
ダンニング・クルーガー効果によるものと考えられます。

特徴は以下の通りです。
・自分の能力が不足していることを認識できない
・自分の不十分の程度を認識できない
・他者の能力を正確に推定できない

決して批判しているのではありません。

インポスター症候群、ダンニング・クルーガー効果が
原因のいずれの場合にも共通した解決策は
 ❝自分を客観視すること‼❞
だと私は思います。

これは一人でできる人はほぼ皆無ではないでしょうか?

最初は人の言うことが信じられないことでしょう。
その場合は複数の人の意見を聞くとよいのではないでしょうか?
共通する事項が事実だと受け止めればよいと思います。

私はウィキペディアのインポスター症候群の項目を読んでいるとき、予期せず涙があふれてきました。
自分を客観視出来た瞬間だったんだと思います。

今、私は誰かのメンターになりたいと思っています。
早く実現できるよう、応援お願い致します。
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