小学校6年生の組体操

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コラム
これも小学校時代の原体験であり、卒業文集にも書かれていたので印象深い出来事だったものです。

当時の小学校では、最終学年6年生の運動会では、組体操を行う伝統がありました。2人一組で行うもの、3人・5人一組で行うものなどいくつか種目がありましたが、その時はクラス全員で行うピラミッドタワーという種目がありました。これは、一番下に4名、その上に3名・2名、頂上に1名が四つん這いの状態で乗り重なっていき、ピラミッドのような形を作るものです。10名で一つのピラミッドで、全3体を同時に作り上げるというものだったと思います。

当然下の人が耐えられなくなって崩れたり、3体のうち1体が崩れたらクラスの作品になりません。男女関係なく参加をしており、練習も簡単ではありませんでした。その時の私は、文集にあるように、傍から見ると真面目に練習をしていない姿勢でおり、和を乱していました。やる気がないならやめろと言われ、一念発起したのか、その後は真面目に取り組み、本番では成功を収めました。(私の位置は一番下で支える役割でした)

みんなで協力して一つの目標を成し遂げる喜びを体験したと同時に、協力しない態度、姿勢がいかに和を乱し、人に迷惑をかける愚かな行為かも、その時学んだように思います。

今私の、協力して何かを成し遂げることに強い意識を持っていること、和を大事にすることに繋がる原体験であったと思います。





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